


『キャシャーン Sins』 ("CASSHERN Sins") は、テレビアニメ『新造人間キャシャーン』を原典として作られた、日本のテレビアニメ作品。2008年10月から2009年3月まで放送。また、ジャイブ刊『月刊コミックラッシュ』で2008年12月号から2009年7月号まで漫画化作品が連載された。作画は竹井正樹。原作の内容を思わせる情報の断片も語られているが、その世界観やストーリーは原作とは異なる独自のものとなっており、一概にリメイク版とは言い切れない作品。荒廃したペシミズムで占められた、暗い世界観となっている。原作の持ち味であった “終末感漂う荒廃した世界で繰り広げられるシリアスなストーリー” を継承した本作は、俗に “山内節” と言われる山内重保監督の作風とのマッチングを見せており、ある意味、原作以上にシリアスでダークなストーリーが展開されている。人間がほとんど登場せず、人造人間側の視点から見た世界観が特徴。展開は比較的緩やかだが、毎回のように謎めいた問いかけが成されて物語は進んでいく。なお、“sin” とは英語で(宗教・倫理上の)“罪” の意味で、“sins” はその複数形。キャストに関しては、17年ぶりにテレビシリーズの主役を演じる古谷徹を初め、ベテラン声優で固められている。原作から引き続き出演しているのは、ブライキング・ボス役の内海賢二のみである。荒廃した世界にて、長い眠りから目覚めるもそれ以前の記憶を失っていたキャシャーンは、なぜか襲い掛かってくる敵と戦いながら自らの記憶を取り戻さんとする。荒野をさすらうキャシャーンは、やがて様々なロボットや人間と出会い、自身の背負った “罪” を知ることになるのだった。上記のほか、2014年現在はバンダイチャンネルでも全話を配信中(第1話は無料、第2話以降は有料)。音泉にて、『ラジオ キャシャーンSins 〜古谷徹 vs 森川智之〜』が配信された。
出典:wikipedia
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