福井県道248号武生池田線（ふくいけんどう248ごう たけふいけだせん）は福井県越前市内に終始する国道と一般県道を結ぶ一般県道である。路線名は越前市旧武生市域と今立郡池田町を結ぶとされている路線であるが、起点終点共に越前市内にある路線である。しかし終点で接続する国道417号により間接的に越前市と池田町は結ばれている。国道417号と福井県道201号を結ぶ役割を担う路線であるが、下記の道路状況からその役割りは全く果たされていない。福井県道の中でも福井県道203号と並んで、悪名高い道路といえるだろう。起点附近を除いてほぼ全線未舗装の路線である。全線を通して道幅は完全1車線であり、離合は起点から終点までほぼ不可能である。あえて離合のポイントを挙げるならば下記するヘアピンカーブの膨らみを利用するほかない。さらにこの道路は急斜面を登る路線のため、9箇所のヘアピンカーブからなるつづら折れによって高度を稼いでいる。そのため、カーブミラーも無い完全なブラインドカーブを連続で通行することになり、非常に恐怖感がある。福井県内でも随一の険道と言えるだろう。県外からもこの県道の走破を目指して来る者もおり、酷道走破趣味者にとっては一種の観光地のようになっているが、地図上で見ると嶺南側からきた場合、池田町への近道に見える為、走破目的以外の人が迷い込むと大変危険な路線といえるだろう。近畿地方から池田町を訪れる場合は注意が必要な道である。コンビニエンスストアや道の駅などトイレに行けるような場所が皆無なので、事前に注意が必要である。

出典:wikipedia