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日本現代企画

日本現代企画(にほんげんだいきかく)は、かつて東京都狛江市に存在した日本の特撮映像とテレビ番組の製作会社。『スーパーロボット レッドバロン』をはじめとした『バロンシリーズ』を手がけたことで知られる。設立の背景にはスタッフが所属していた円谷特技プロダクション(現:円谷プロダクション)でのテレビ映画『マイティジャック』の失敗と赤字がある。もともと東宝の子会社として設立された円谷特技プロダクションは自前のスタジオ設備を持たず番組制作のための撮影設備や機材のほとんどを親会社である東宝からの貸与という形で賄っていた。このため本来の番組製作費以外の経費負担は、常に円谷特技プロの重荷となっていた。こうした状況から円谷特技プロダクションの社長だった円谷一らは自前の撮影ステージを所有すべく土地を探していた。しかし照明技師の小林が物件を見つけたものの『マイティジャック』以降、怪獣ブームが去った後の円谷特技プロの経営は悪化の一方で、この土地購入による自社スタジオの設立構想を断念せざるを得なくなった。『怪奇大作戦』を終えると円谷プロダクションではめぼしい番組制作は途絶えてしまい多くの技術者の契約を解除するリストラ断行を余儀なくされた。同社代表の小林は東急映画出身で『ウルトラQ』で照明技師として円谷特技プロダクションに招かれていた。その後小林らは円谷一らの後押しを受けてグループを映像技術者集団として法人化。照明機材の貸し出しやTBS「映画部」へのスタッフの人材派遣などの形で業務を始動。小林らは円谷特技プロダクションの弱点だった設備面の充実を図り参画者の共同出資という形で先述した砧地区から至近の狛江市の土地70坪を取得して特撮用ステージを三棟建造。この自前のスタジオ設備や撮影機材を生かして設備を「映画スタジオ」として貸出しして、またテレビ番組制作の準備を整えた。この鉄筋コンクリートのスタジオは照明技師である小林自身の設計によるもので照明効果を存分に考慮したデザインが採られていたという。「日本現代企画」の名称は円谷プロダクションの熊谷健による。当初は「現代企画」が提案されたが、既に同名企業が存在していたため「日本」が加えられた。1971年の『シルバー仮面』が初めてのテレビドラマ制作であるが、これも「タケダアワー」の中核スタッフであったTBSの橋本洋二プロデューサー、宣弘社の小林利雄社長、前年にTBSを退社した実相寺昭雄監督という円谷特技プロダクションの時代からの人脈から担ったものである。実質的な制作を行ったこの『シルバー仮面』で演出スタッフとして参加して「製作協力」とクレジットされている「コダイグループ」とは、この年に同じく元円谷特技プロのスタッフによって結成されて実相寺昭雄監督が設立した映像制作集団である。「コダイグループ」の名は「日本現代企画」の「現代」に対比して実相寺が「古代=コダイ」と名付けたものである。また「東洋現像所(現IMAGICA)」が所有した電子映像技術である「スキャニメイト」を積極多用してテレビ特撮番組に導入したことで知られる。会社解散後は鈴木清を中心に同社のスタッフが結集されて設立されたのが「創英舎」である。「バロンシリーズ」の第3作『小さなスーパーマン ガンバロン』は創英舎の製作となったが「日本現代企画」の名が残されている。

出典:wikipedia

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