リー・パイロン (Lee Pai Long) は、SNKの対戦型格闘ゲーム『龍虎の拳』シリーズなどに登場する架空の人物。漢字表記は李 白龍。台湾生まれの拳法使いにして、薬剤師。アメリカのサウスタウンに渡ったリーは、拳法使いにして漢方医であるリー・ガクスウの養子となり、中国拳法と漢方医学の極意を伝授される。サウスタウンに移住してからのリーは拳法の魅力に取り付かれ、漢方医を開業する傍ら、夜な夜な街に出ては拳を振るう(ストリートファイト)といった生活をしていた。養父のリー・ガクスウはタクマ・サカザキと知己の間柄であり、また闘いの好敵手でもある。ガクスウは93歳という高齢にして、拳法の腕は卓越しており、自分よりも遥かに年下のタクマの胸に傷を作っており、タクマとの決着はついていない。また、サウスタウン刑務所の主事も務めている。拳法使いであるが、本業は薬剤師である。『龍虎の拳2』(以下『龍虎2』と表記)では、薬剤師としての仕事に専念するために最後の大会と決めて出場し、エンディングでは新薬の開発に成功したことが新聞に載り、その傍らに自身の猿面を置いている。『龍虎2』のスタッフロールでは、その場で「鉄の爪攻撃」による回転移動を行うが、通常の倍以上の速さで回転し続けたために、着地後には目が回ってその場にうずくまるという演出が見られることがある。常に猿の面を被っているのは、かつてのストリートファイトで付けられた顔の傷を隠すためであるとしている。『龍虎2』では、最終ラウンドで必殺技を食らって負けると、仮面が破れて吹き飛んでダウンし、素顔を僅かに見ることができる。70歳に近い高齢ではあるが、毎日の鍛錬は欠かしておらず、軽快で俊敏な動きでもって相手を翻弄する。好物のコーヒーは主にガテマラ産を好む。台湾人でありながら中華料理を嫌いなものに挙げているが、理由は「コテコテしているから」だという。普段は好々爺であり、天獅子悦也の漫画版でも優しい人柄なのが分かる。だが、対戦前のデモにおいて、相手に対して「切り刻みがいがある」「(キングに対して)美しい顔を切り刻める」といった恫喝するような台詞を決めて不気味に「ケケケ」と笑うなど、闘いにおいてはサディスティックな言動が目立つ。『餓狼伝説スペシャル』にて隠れキャラクターとして登場しているリョウ・サカザキのステージ背景にカメオ登場して、画面中央右の松の木の上でひたすら回転し続けている。『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(以下『KOF』と表記)シリーズには出場していない(背景カメオ登場は何回かしている)が、後に10年以上の時を経て、『ネオジオバトルコロシアム』(以下『NBC』と表記)での出場を果たす。また、『KOF'94』の企画段階では、タクマではなく彼が龍虎チームのメンバーになる予定であった。初代『龍虎の拳』(以下初代『龍虎』と表記)では第3ステージで登場。初代『龍虎』ではリョウとロバート以外の登場キャラクターが使用できるのは対人戦のみであった。リーは『龍虎2』にて、(藤堂竜白を除いた)他のキャラクターと同様に使用可能となって再登場を果たす。リーの最大の武器は、そのすばやさである。初代『龍虎』では蹴り技のリーチが長く、跳躍力も高い。だが、通常ならばのけぞりとなる技でもリーがくらうと吹き飛びダウンすることがある。「鉄の爪」による攻撃は隙が大きい代わりに、入力したボタンによってガード方向を限定させられる点が長所。『龍虎2』では、より隙が少なくなり、種類が増えた通常技での牽制で相手の技を潰したり、かなりの低姿勢で接近する高速の前方ダッシュで相手に接近して投げ技を決める攻撃が得意。超必殺技の「真空空転爪」は、必殺技の「鉄の爪攻撃」をより強化したもので、相手のしゃがみ強キックを一方的に潰すことが可能。必殺技はその性質上、空振りしたりガードされると反撃を受けるものが多いため、使いこなせるまでには慣れを要する。攻撃力こそ低いが、全キャラクター中トップクラスのすばやさで相手を翻弄することができる。龍虎の拳2
出典:wikipedia
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