ジョン・クローリー (John Crawley) は、SNKの対戦型格闘ゲーム『龍虎の拳』シリーズに登場する架空の人物。声優は臼井雅基。元・海軍のパイロット。「蒼い疾風」との異名を取る歴戦の勇士であったが、とある戦闘での一瞬の判断ミスにより、乗っていた戦闘機が墜落する。ジェームスという名の友人によって一命は取り留めたが、この事故で目を負傷したために海軍を引退。その後は海軍士官学校の教官としてマーシャルアーツを教える。このジェームスこそがMr.ビッグである。だが『龍虎の拳2』(以下『龍虎2』と表記)にて、ジョンはビッグへの武器密輸や横流しを行っていたことが発覚したことで軍から懲戒免職処分となる。ビッグを頼ろうとするも既に彼の姿はなかった。格闘大会「キング・オブ・ザ・ファイターズ」の開催を知ったジョンは、賞金を目当てにこれに参戦する。エンディングでは、軍時代のジョンの上司が彼の前に現れて「もう1度、軍に戻る気は無いか」と説得する。しかし、ジョンは軍に戻る気は無いことを告げる。「蒼い疾風」とは、空を飛ぶために人を殺さねばならなかった時代の呼び名であり、ジョン自身は「嫌な思い出」と語っている。彼の愛機「FIRE BOY」はプロペラ機であり、戦闘機ではないが、ジョンが初めて乗った飛行機もプロペラ機であった。現在は修理中だが、早く直してこれに乗り、大空を駆け巡りたいとしている。事故によって視力は低下したが、失明したわけでなく、軍に所属していた頃のような動きができないというだけだが、自分は軍に戻る資格は無いと語っている。事故に遭った際に助けてもらったビッグには多大な恩を感じており、もう1度会って恩を返したいと思っている。ジョンによると、朝まで酒を酌み交わしたことがあるようである。なお、ビッグで対CPU戦を進めてCPUジョンと闘う際の対戦前デモでは、2人はまだ1度も闘ったことがないようであり、ジョンはビッグと闘えるのが「嬉しくてしょうがない」と語っている。一方で、ジョンで対CPU戦を進めてCPUビッグまで到達した際の対戦前デモでは、ビッグはジョンに対して「つまらない同情は自分には不要であり、目の前の敵は倒すだけ」と冷淡に言い放つ。目を負傷しているという事情もあり、サングラスをかけている。そのさまを、ロバート・ガルシアやテムジンからは「渋い」と評されている。『餓狼伝説スペシャル』の隠れキャラクターとして登場を果たすリョウ・サカザキのステージ背景に登場している。画面左側の松の木の上にミッキー・ロジャースがいるが、ジョンはその左上で挑発ポーズを決めている。ジョン自身は『龍虎2』を最後にゲームには登場していないが、『THE KING OF FIGHTERS '96』でビッグが怒チーム(レオナ、ラルフ、クラーク)に勝利すると「お前たちではジョンの足元に及ばない」という趣旨の勝利メッセージを発する。アニメ『バトルスピリッツ 龍虎の拳』では海軍士官学校の教官ではなく、正規にMr.ビッグの組織の幹部として登場する。初代『龍虎の拳』(以下初代『龍虎』と表記)では、中ボスを務めるMr.ビッグ戦の手前・第6ステージで登場。初代『龍虎』ではリョウとロバート以外の登場キャラクターが使用できるのは対人戦のみであった。ジョンは『龍虎2』にて、(藤堂竜白を除いた)他のキャラクターと同様に使用可能となって再登場を果たす。顔面への攻撃を受けるとサングラスが吹き飛ぶ(これはMr.ビッグも同様)。『龍虎2』のパーフェクト勝利時には自らサングラスを外す。飛び道具の「メガスマッシュ」は「虎煌拳」や「龍撃拳」を遥かに上回る速度で放つ。相手にすばやく飛び掛かって連続で攻撃する「フライングアタック」や、1度喰らえば連続で当たる高速の蹴り技「オーバードライブキック」はガードされても反撃を受けにくいほど隙が少ない。『龍虎2』ではリーチが長い通常技も用意され、新しい必殺技も追加されたことで、さらに高い性能を持つキャラクターとなった。斜め下に回転しながら蹴りを出していく「スピンキック」はジャンプの頂点付近で出すことができるもので、ヒット時は相手を転倒させる。超必殺技の飛び道具「メガスマッシャー」は射出する方向とタイミングを調節可能であり、レバーを入れた方向に飛んでいく。相手の足元付近に当てれば立ちガード不能となる。隠し必殺技の「アトミックスマッシュ」は、隠し必殺技の中で唯一ガードで防ぐことが可能だが、ジャンプで逃げるのはほぼ不可能。高性能な技の数々によって、間合いに左右されずに闘うことができる万能なキャラクターである。龍虎の拳2
出典:wikipedia
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