海猫沢 めろん（うみねこざわ めろん、1975年 - ）は、日本の小説家。大阪府生まれ。日生学園第三高等学校（現・自由ヶ丘高等学校）卒業後、溶接工やホストなど様々な経験を経て、大阪ビジネスカレッジ専門学校で編集とデザインを学び、大阪の会社で就職。DTPデザイナーとして活動。この間、デイトレードに失敗し、うつ病になる。FM局のラジオドラマ脚本なども手がける。上京しフリーのデザイナーになったあと、PCゲーム「ぷに☆ふご〜」（アダルトゲーム）を制作。趣味でベランダでファイヤーダンスをしており、佐藤友哉が遠くから見ていたという。自宅に遊びに来た西加奈子にもダンスを披露している。2004年、同ソフトを元に小説化した『左巻キ式ラストリゾート』でデビュー。自らDTPデザインした凝った本づくりと、原作と180度違う異様な内容が口コミでひろがりカルト的人気を得る。2005年、WEBのインタビューにて、オタクでありながらホストだったという異色の経歴が判明。過去に、様々な業種のアルバイトを経験している。普段は甚平を着用。WEB番組『Atlantis メンタルライフハックフォー2012』や、宇川直宏主催のファイナルメディア「DOMMUNE」内のオカルト番組「Atlantis」のパーソナリティを、滝本竜彦とともにつとめる。2011年、『愛についての感じ』で、第33回野間文芸新人賞候補。

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