ケンドール ("Kendor") とはフランスで生産された競走馬およびルブールシエル&モンテギュ牧場で繋養されていた種牡馬である。競走馬デビュー戦は7月で、デビュー戦で初勝利を挙げた。続く重賞競走初挑戦となったカブール賞（G3）も制し、デビュー2戦目で重賞競走初勝利を挙げた。次はG1競走初挑戦となったモルニ賞に出走したが5着、続くサラマンドル賞では2着となり、10月にグラン・クリテリウムを制してG1競走初勝利を挙げた。そしてその後は休養に入った。休養を終えて4月にフォンテーヌブロー賞（G3）に出走して実戦復帰初戦で勝利すると、続くプール・デッセ・デ・プーランも制してG1競走2勝目を挙げた。しかしその後はジャン・プラ賞で2着、パリ大賞でダンスホールに敗れて4着となったのを最後に競走馬を引退した。1990年よりフランスで種牡馬入りしルブールシエル&モンテギュ牧場 (Haras de la Reboursière et Montaigu) で繋養された。1997年のモルニ賞を制したシャルジュダフェールや2002年のロッキンジステークスを制したケルトスといったG1馬を輩出し、2007年に大量出血のため同牧場で死亡した。日本には競走馬としての産駒が数頭輸入されたが目立った成績を残した馬はいない。

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