かしわコミュニティバスは千葉県柏市内で2013年3月まで運行されていたコミュニティバスである。また、この項目では、同様に柏市で運行されているかしわ乗合ジャンボタクシー (かしわのりあいジャンボタクシー)、およびかしわコミュニティバス廃止に伴う代替交通であるカシワニクルについても述べる。柏市の旧沼南町地区では、主に東武バスイーストによって路線バスが運行されていたが、柏駅東口 - 岩井 - 手賀間の路線と柏駅東口/沼南庁舎北口 - 風早中学校 - 高柳駅間の路線の廃止に伴い、一部地区に公共交通空白地区が発生した。そのため、路線が廃止される地区の交通を補完すると共に、路線バスが運行されていない地区の住民の足を確保する目的で、市は東武バスイースト、染谷交通に委託してコミュニティバス、ジャンボタクシーの運行が開始した。また、それに先立ってバスが運行できない狭隘道路の交通をカバーする目的で、ジャンボタクシーの旧柏市内の路線の運行が開始されている。しかし、路線の見直しなどに伴い、2013年3月31日で「かしわコミュニティバス」の路線は全て運行を終了。代替手段として、デマンド型交通である「カシワニクル」が提供されている。カシワニクルは逆井駅、沼南の里および旧沼南町地区に400箇所の乗降可能場所が設けられている。かしわ乗合ジャンボタクシーは高柳・金山、南増尾、逆井の3コースで運行されている。また、高柳・金山の各コースは沼南庁舎バス乗継場にて東武バスの各路線と乗り継ぎが可能である。かしわコミュニティバスは岩井、若白毛の2コースが存在した。いずれも沼南庁舎バス乗継場にて東武バスの各路線と乗り継ぎが可能であった。「かしわコミュニティバス」・「かしわ乗合ジャンボタクシー」は全コースで一律料金である。「カシワニクル」は以下のとおりである。若白毛、岩井コースの2007年度(11月 - 3月)の1往復あたりの利用者数は1.35人であった。月ごとの平均利用者数も増減を繰り返し、乗客数は多いとは言い難い。ただしこの値は運行開始から間もない期間の値なので、今後大きく変化する可能性もある。高柳・金山コースの2007年度(11月 - 3月)の1往復あたりの利用者数は3.29人で、月ごとの利用者数も緩やかながら増加している。南増尾、逆井コースの2007年度の1往復あたりの利用者数は4.64人で、乗車率は高いと言える。このように各コースで乗客数に差が出ている原因としては、人口の希薄であるために民間の会社が運行できない若白毛、岩井コースに対し、元々人口が多いが道路が狭いために、民間の大型バスでは通行できない南増尾、逆井コースと、導入の理由がそもそも違うことが考えられる。
出典:wikipedia
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