モアイは、コナミ(→コナミデジタルエンタテインメント)のシューティングゲーム「グラディウスシリーズ」に登場する架空のキャラクター。外見はチリ領イースター島にある実在のモアイと同様の細長い顔形の像である。グラディウスシリーズ以外にもコナミ作品には数多く登場している。実在のモアイ像に似た形状の架空の遺跡もしくは兵器のキャラクターである。『グラディウス』(以下、初代)のステージ3において初登場。砲台タイプの敵キャラクターで、口からイオンリング(イオン砲)と呼ばれる輪状の破壊可能な弾を自機の方向に発射し攻撃してくる。口の部分は同時に弱点ともなっており、開いている間に攻撃することで破壊できる。また、初代ではモアイ自身の向きが変化しないため背後に弾を発射できない死角があったが、『グラディウスII -GOFERの野望-』では、「怒り」状態となり自機の方向に回転して激しい攻撃を仕掛けてくる。これらの特徴は後のシリーズに登場する際にも受け継がれた。同シリーズでの設定では、初代では宇宙空間上にあった古代のモアイ遺跡が敵である「バクテリアン」によって砲台へと改造されたもので、以降のシリーズでは一種の擬似生命体として表現されるようになった。実在のモアイとの関連は明らかにされていないが、シリーズのBGMの曲名には"The Old Stone Age"(『II』)、"Easter Stone"(『III』)、"Dance of Middle Easterners"(『ゴーファーの野望 エピソードII』)などイースター島との関係を強く示唆している。以降のシリーズ作品では、モアイは様々なバリエーションが登場(『グラディウスV』は未登場)し、派生作品である『沙羅曼蛇』『パロディウス』各シリーズや、「グラディウスシリーズ」以外のコナミ作品にも数多く登場しており、登場作品の一つでは主人公を務めるなどコナミを象徴するキャラクターの一つとなった。これらの作品にモアイが登場しているのは、当時コナミに在籍し同社のゲームBGMを数多く担当した佐々木嘉則が、非常にモアイに似た風貌であり「モアイ佐々木」の名前で活動していたことがきっかけとされている。耐久力は作品ごとにまちまちだが、大抵ショット1発で破壊可能になっている。モアイおよび『IV』でノーマルモアイとされているもの以外のバリエーションを記述する。『パロディウス』シリーズに登場するキャラクターで、曰く「モアイによるモアイのための戦艦」。外見は元ネタとなった戦艦をモチーフに、艦首、艦橋、砲台がモアイとなっている。初出は『パロディウスだ!』ステージ5「宇宙戦艦モアイ」、モアイ戦艦そのもののステージで、元ネタは『R-TYPE』の巨大戦艦ステージ。『極上パロディウス』でも割り込みステージとして登場する。以降のシリーズでは雑魚であったり、背景であったりと扱いは小さくなっている。
出典:wikipedia
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