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ドクヤマドリ

ドクヤマドリ(毒山鳥、"Neoboletus venenatus")はイグチ目イグチ科Neoboletus属の中型〜超大型の菌根性のきのこである。1995年に長澤栄史により命名・発表され、ヤマドリタケ属として"Boletus venenatus"の学名が与えられていたが、2015年に中国の研究者により新設されたNeoboletus属に編入された。現在のところは日本でのみ確認されている。しっかりした肉質を持つ非常に重いきのこで、自重で倒れているものも散見される。典型的なイグチ型のきのこで食用菌のように思えるが、強力な消化器系の毒を持ち、下痢、腹痛などの激しい中毒症状に見舞われる。過去、日本においてはイグチ型のきのこに毒きのこは存在しないとも言われていたが、このきのこの報告によって覆された(現在ではバライロウラベニイロガワリ "Boletus rhodocarpus")などの毒性の強いイグチが発見されている)。しかし長野県ではタヘイイグチとして昔から知られていた。この名は太平という者がこのきのこを食べて亡くなったというところから来ている。夏から秋にかけて主に亜高山帯及び北方の針葉樹林に発生する。特に富士山のシラビソ林に多く発生する。地上生で単生または少数が群生。傘の傘径は10 - 25センチ・メートルで、半球形から後に平らなまんじゅう型。表面は黄褐色で少々ビロード状、のちにわずかにフェルト状になり成熟すると湿時に多少粘性を持つ。柄の長さは10 - 20センチ・メートルで白色から淡黄褐色、表面に網目模様はなく成長すると赤褐色のしみが上部にできる。上下ほぼ同じ太さか、中央がやや膨らむ。根本は黄色の菌糸で覆われている。管孔は柄に離生し微小で黄色から黄褐色。傷つけるとゆっくりと青変し、黄褐色から褐色のしみとなる。肉はしっかりしており、淡黄色。これも傷つけるとゆっくりと青変するが管孔ほどではない。独特の臭気がある。毒はタンパク質系で胃腸毒、腎毒性を持つとされる。少量食べただけでも5時間ほどで下痢、腹痛、嘔吐、発熱などをおこし、腎臓に障害を起こすこともあると言われる。毒成分には、タンパク質のボレベニン類、イソレクチン類が含まれ、マウスに対する致死性が確認されている。煮こぼせば食べられるとも言われるが、毒性が強いので危険である。しかし実際に食べた人の感想によると、味は美味であり、食後僅かに不快感を感じただけとのことだが、毒キノコであることには変わりないので安易に手を出してはいけない。

出典:wikipedia

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