『Amnesiac』(アムニージアック)は、イギリスのロックバンド、レディオヘッドの5thアルバム。イギリスで前作『"Kid A"』と同じくチャート一位を記録し、日本ではこれまでで最高のオリコン2位を記録。アメリカではチャート順位こそ後退したものの発売週のセールス自体は前作を上回り、またしても世界的に大きな成功をおさめた。大々的なシングルやPVの制作を行わなかった『"Kid A"』とは異なり、"Pyramid Song" と"Knives Out"がシングルカットされた。1999年元旦よりパリから始まったセッション/レコーディングの中で生み出された楽曲が収録されており、つまりは『"Kid A"』に収録されている楽曲とこの時期のB面曲を合わせた一連の楽曲群は、同時期のレコーディング作業で録音されている。このことや前作との発売間隔が非常に短かったことを含めて、発表直後アムニージアックはメディアに"Kid B"とも揶揄された。発売前、メンバーは様々なメディアに「少し(『OK コンピューター』以前に)回帰した音楽性になる」と謳っていたが、実際には『"Kid A"』ほどではないにせよ、エレクトロニカや20世紀の現代音楽との親和性が強い作品に仕上がっている。『"Kid A"』がワープ・レコードレーベル系のエレクトロニカの影響が濃いアンビエントな作風であったことに対し、『アムニージアック』はパーカッションやピアノなどの有機的な楽器を多用しており、ほとんどの曲ではヴォーカルのエフェクトも歌詞が聴き取れるレベルにまで透過されている。ジャズやブルースなどを連想させるノスタルジックな雰囲気を持った楽曲も多い。タイトルAmnesiacとは「記憶喪失者」「健忘症状」を意味している。『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、320位にランクイン。作詞/作曲は、トム・ヨーク、コリン・グリーンウッド、エド・オブライエン、ジョニー・グリーンウッド、フィル・セルウェイ
出典:wikipedia
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