


東京未来塾(とうきょうみらいじゅく)は、東京都教育委員会が行っていた教育活動であり、日本の将来を担い得る「改革型リーダー」の育成を目的として、2004年に開設された。東京都内の高校3年生約50名を選抜し、一年間を通して発展的な学習を行っていたが、平成25年度末をもって閉塾となった。"日本の将来を担い、社会に貢献する志をもつリーダーとなることを目指して、東京未来塾および首都大学東京で学ぶことを希望する生徒" (2008年度 事業案内より)塾生は、自分の在籍する高等学校における授業等に加え、以下のような学習を東京未来塾で行う。これらの講座は、水道橋にある東京都教職員研修センターにて、週2日ほどのペースで行われる。"東京未来塾特別推薦入学選抜試験"に合格し、東京未来塾での全課程を修了、および高等学校卒業を要件として、首都大学東京の推薦入試を受験することができる。首都大学東京の入試制度再編に伴い、「グローバル人材育成入試」が新設されることとなり、各種ある多様な入試をスリム化するため、「未来塾特別推薦入試」が平成25年度をもって終了となった。同時に、東京未来塾も同年度をもって閉塾することとなった。東京都教育庁は、東京未来塾の成果について「平成16〜24年度までに、首都大学東京に312名が進学」「塾生は、幅広い視野を身に付け、積極的に自らの考えを発言するなどの資質・能力が向上」した点を挙げている。なお、「海外留学経験者など、グローバル人材の育成に向けて、未来塾はその趣旨を生かしながら次世代リーダー育成道場へ発展的に統合」するとのアナウンスがなされている。
出典:wikipedia
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