石原 俊(いしはら しゅん、1974年 - )は、日本の社会学者。専攻は社会学。専門領域は歴史社会学、地域社会論、島嶼社会論、現代社会論。近代日本国家に併合され「南洋」「南方」などと呼ばれてきた島嶼社会の人びとが、近代的な諸装置の力に巻き込まれながらどのように生きぬいてきたのかを、歴史社会学的手法により調査・研究している。狭義の研究対象は、小笠原諸島・硫黄島(火山列島)とその関係諸地域。また、海洋労働者や海賊の社会史、島嶼民の移動や越境、離島の開発や自律といった諸問題にも関心をもっている。そのほか、現代日本社会の歴史的な位相をポストコロニアル状況、ポスト冷戦状況といった観点から捉える現代社会批判にも従事しているほか、近年では大学問題にも当事者としてコミットし、日本の「大学改革」の行く末に関して警鐘を鳴らし続けている。京都市生まれ。私立洛星高等学校卒業後、京都大学文学部に進学。同(社会学専攻)卒業後、京都大学大学院文学研究科(社会学専修)に進学。同博士後期課程修了。博士(文学)。千葉大学大学院人文社会科学研究科助教などを経て、現在、明治学院大学社会学部准教授、カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員研究員。父親は、人文地理学者で奈良大学前学長、京都大学名誉教授、名古屋大学名誉教授、奈良大学名誉教授の石原潤(いしはら ひろし)。母方の祖父は、洋画家で京都精華大学元理事長、同名誉教授、関西美術院元理事長の福井勇。→【転載】『東京トリビア』(東京新聞、2012年、pp.148-149)
出典:wikipedia
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