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扇島

扇島(おおぎしま、おうぎしま)は東京湾にある、神奈川県川崎市川崎区扇島並びに横浜市鶴見区扇島に属する、埋立地である人工島。面積は川崎市側が3.96 km²、横浜市側が2.76 km²である。北を京浜運河に、南を東京湾に面した人工島である。中央部を東西に首都高速湾岸線が通過しており、また東扇島から別に橋が架かっている。一帯はJFEスチール東日本製鉄所京浜地区や石油の備蓄基地などがある。島内中央部を南北に市境が貫いているが、市境南端は同一地点()に川崎市最南端と横浜市最東端が位置する珍しい場所となっている。当地はもともと海であったが、京浜運河の開削にあたり、浚渫された土砂を、京浜運河の堤外であった当地に捨てた結果、砂州が形成された。そして、昭和初期には扇島海水浴場へと発展した。この時点では埋立地としての造成は行われなかった。その後、1958年(昭和33年)には日本鋼管の原料置き場として整備が行われた。日本鋼管京浜製鉄所は工場群が10ヶ所に散在する状態で、そしてそれぞれが市街地に存在し、配置も合理的ではないことから、公害対策や生産性の向上を図ることも困難となっていた。こういった状況を一気に解決するための手段として、扇島を埋め立て拡張して生産拠点をそちらに統合するという「扇島計画」が1969年(昭和44年)3月に策定された。公害防止協定が1970年(昭和45年)12月に締結され、また埋め立て許可に関わる漁業権交渉は東扇島や大黒埠頭と一括で進められ、1971年(昭和46年)12月に埋立が免許された。埋立予定の海域は水深が平均10m、最深部では16mあり、またシルトが堆積する軟弱地盤と、条件はあまりよくない地であった。その中でも、千葉県富津市の浅間山から一日あたり10万m³という土砂を運び、また堆積したシルトを取り除かず、上に土砂を均等散布することでシルトを固めるという、工期や土砂の縮減・環境汚染の防止を図ったサンドマット工法を採用したこともあり、当初は5年かかると見積もられていた埋立工事が3年9ヶ月で終了した。これらの土木工事に対し、1975年(昭和50年)には土木学会技術賞が授与されている。また、首都高速湾岸線に用地を提供したほか、山土で埋め立てたという環境の中で、130万m²が緑化されている。埋立と並行して製鉄所の整備が行われ、1976年(昭和51年)11月には第一高炉の火入れが、1979年(昭和54年)7月には第二高炉にも火入れが行われた。それと前後して、従来の地区にあった7つの高炉は、1978年(昭和53年)12月までにすべての火が消えた。また、隣の東扇島と連絡する、長さ620m・4車線の扇島大橋も架けられたが、この橋の中央部184mは、日本鋼管自身の清水造船所で組み立てられ、完成した1210トンの橋桁を直接架設するという工法が採られた。「扇島」の名は扇町の沖合いに位置することに由来する、あるいはできた砂州が扇形であったことからの自然発生的な呼称とされる。なお全域が私有地のため、2010年現在、関係者以外が許可なく島に立ち入ることはできない。

出典:wikipedia

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