香川 愛生(かがわ まなお、1993年4月16日 - )は、日本将棋連盟所属の女流棋士、元・奨励会員(2009年9月 - 2011年2月)。女流棋士番号は40。中村修九段門下。東京都狛江市出身。愛称は「番長」。立命館大学文学部に在学中(2012年4月-)。2005年(第37回)、2006年(第38回)の女流アマ名人戦で2連覇。第27回(2006年)全国中学生選抜将棋選手権大会(女子の部)でも優勝。2007年4月に女流育成会に入会。2007年度後期と2008年度前期で昇級点を獲得し、昇級点累積2点の規定により2008年10月1日付での女流棋士(女流2級)が内定した。2008年10月1日付で女流2級としてプロ入り。15歳という年齢は、当時の現役女流棋士の中で最年少となった(それまでは1992年生まれの里見香奈が最年少)。2009年4月29日、第3回世田谷花みず木女流オープン戦優勝(非公式戦)。2009年7月25日、第3期マイナビ女子オープン予選を2連勝で突破。これにより、同日付けで女流1級へ昇級。2009年8月19日 - 8月21日に行われた、平成21年度奨励会入会試験で、5級を受験し合格した。女性が奨励会5級に合格したのは史上初である(男女を問わず、ほとんどの場合6級を受験する)。同年9月21日から関東奨励会に参加。規定により、女流棋士と奨励会員の掛け持ちは不可のため、女流棋士は休会となった。ただし、進行中であった第3期マイナビ女子オープンのみ引き続き出場し、本戦1回戦で中村真梨花に敗れた。その後2011年2月5日の例会をもって奨励会を退会した(退会時4級)。受験シーズン(高校3年)となる2011年度、女流棋士にはすぐ復帰せず、12月31日まで休場した。2012年1月1日から復帰。女流棋士になって以来、連盟東京本部に所属していたが、2012年4月から、立命館大学への進学に伴い、連盟関西本部に所属を移した。2013年2月23日に行われた第38期棋王戦第2局では、女流棋士として初めて一般タイトル戦の記録係を務める。2013年8月29日、第35期女流王将戦本戦トーナメントを制し、自身初のタイトル挑戦を決める。シード選手ではなく、予選枠から出場して6連勝だった。これにより同日付けで女流二段へ昇段。さらに里見香奈との三番勝負では、10月23日の第3局を制して初のタイトル・女流王将を獲得。同日付けで女流三段へ昇段。2014年度第64回NHK杯テレビ将棋トーナメント出場において女流棋士1枠をかけ、甲斐智美女流王位・倉敷藤花と対戦して77手で勝利し、初出場を果たした。本戦はAブロック1回戦で熊坂学五段と対局し、96手で敗れた。2014年度第36期女流王将戦では清水市代との三番勝負で、第一局では敗れるものの第二、第三局で連勝し、タイトルを防衛。また女流王将獲得後は男性棋士との対局が増え、2014年には森信雄七段・福崎文吾九段・東和男八段、2015年は西川慶二七段にそれぞれ勝利している。2015年度第37期女流王将戦は、挑戦者里見香奈女流名人・女流王位に第一局・第二局と連敗し、タイトルを失った。立命館大学卒業のメドが立ったことを理由に、2016年4月より所属を関東に戻す。2016年度第38期女流王将戦で上田初美らに勝ちタイトル再挑戦を決めたが、またも第一局・第二局で里見香奈に連敗し女流王将復位に失敗した。得意戦法は振り飛車。相手が振り飛車で来た場合は、自分も振って相振り飛車にすることが多い。昇級昇段規定は、"将棋の段級#女流棋士" を参照。
出典:wikipedia
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