パリの7区 (7く、仏:) は、フランスの首都・パリ市を構成する20の行政区のひとつである 。第7区、パリ7区ともいう。市のほぼ中央、1区の南西に位置しており、セーヌ川の南岸に面している。パリの7区は、市のほぼ中央にある行政区。「パレ=ブルボン区 ()」と呼ばれることもある 。区域は、扇形に近い形をしている。セーヌ川の南岸に面しており、テュイルリー庭園やグラン・パレ、シャイヨ宮の対岸にあたる。人口は、56,985人 (1999年。人口の推移等詳細については後述)。区の名称は、市の中央部から時計回りに螺旋を描くようにして各区に付けられた番号を基にしており、当区はその7番目にあたることから、「7区」と名づけられた。フランスの政治・行政の中心となる機関が集中しており、国民議会 (フランス下院)、外務省、国防省などがあるほか、国際機関としては、ユネスコ (UNESCO) の本部がある。また、エッフェル塔、アンヴァリッド (廃兵院)、オルセー美術館など、世界的に有名な施設が多く存在している。周辺のアンヴァリッド地区、フォーブール・サンジェルマン地区は旧貴族の大邸宅が集まる高級住宅街として知られている。ブルボン宮殿など貴族の公邸、館が立ち並ぶのは、かつて幼君ルイ15世の摂政オルレアン公フィリップ2世がヴェルサイユからパリに移ってくる際、伝統的貴族街のマレ地区が既に過密だったため、当時は樹木が茂り広いスペースのとれたこのセーヌ川左岸一帯が選ばれたのが始まりとされている。世界最初の百貨店とされるボン・マルシェ百貨店も7区に所在するが、サマリテーヌ百貨店はパリ右岸の1区に、ギャラリー・ラファイエット、プランタン百貨店はそれぞれパリ右岸の9区に所在する。なお、セーヌ川に沿った地域のうち、イエナ橋より上流は「パリのセーヌ河岸」として世界遺産に登録されている。7区は、パリのほぼ中央部、1区の南西に位置している。セーヌ川の南岸に面しており 、市内では、川の湾曲部が最も北に突き出た区域である。面積は、4.09 平方キロメートル。北東から北西にかけて、セーヌ川を挟んで、同じパリの行政区である1区、8区及び16区に接している。東はセーヴル通りなどを境界として、6区に接している。サンジェルマン大通りが、サン・ルイ島から5区、6区、7区を通りコンコルド橋まで続く。西から南にかけては、シュフラン大通りなどを境界として、15区に接している。パリの行政区は、それぞれ4つの地区(カルチェ)に区分されている。7区を構成する4地区のコードと名称は、次のとおりである。7区の人口は、1926年に110,684人となり、ピークに達した。しかし、その後は減少を続け、1999年には約半分の56,985人となった。2005年の推計では55,400人と見積もられており、人口の更なる減少が見込まれている。人口の減少とともに人口密度も減り続けており、1999年の人口密度は、ピーク時の約半分の13,940人となっている。20区のうちで1区、8区に次いで3番目に人口密度が低く、パリの平均人口密度の0.6倍である。人口の推移の詳細は、次のとおりである。セーヌ川に架かる区内の橋は、次のとおりである(上流から順に列挙)。パリの「広場 (プラス、)」は、しばしば2以上の道路が交差する場所に位置し、中心の「島」を道路が周回するロータリー状の交差点となっている場合が多い。中心の「島」部分は、オベリスクや緑地等に利用されている場合もあり、凱旋門があるシャルル・ド・ゴール広場は世界的に有名である。7区の広場や交差点には、次のようなものがある。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。