リップスティックアドベンチャー (Lipstick Adventure/Adv) は、Fairytale/Ides作の、18禁恋愛アドベンチャーゲームのシリーズである。主人公とヒロインを中心とした、事件解決を目的としたアドベンチャーゲームである。主人公は私立探偵の「浅見五郎」、ヒロインは女子高校生（シリーズ後期は女子大生）の「清里音美」。エロCG集というイメージしかなかった当時のエロゲーを「エロ要素のある遊べるゲーム」へと変えた作品である。過去に『リップスティック』シリーズというエロCG集が発売されており、『リップスティック・アドベンチャー』はその名の通りこれをAVG化したものとなっている。シリーズ第1作である。主人公の私立探偵、ヒロイン音美という基本路線はこの段階で確立されている。本作では音美は近所の高校生という設定であった。本作のシナリオ、企画を担当した蛭田昌人は、アダルトゲームブランドのエルフの創業者としても知られる。嵐山家で発生した家宝の盗難事件を探っていくストーリーとなっている。シリーズ第2作である。ヒロインは大学生になっている。シリーズ第3作である。シリーズ第4作である（後述のEXは除いて数えている）。前作から8年経過、第1作からは10年以上経過しての発売となっており、時代背景から対象機種もWindowsのみとなっている。白鳥学園の文芸創作部の部室で発見された北川真理の死因を探っていくストーリーとなっている。本作は、主人公が私立探偵の一条恵美（注：男性）、アシスタントが女子高生の日高小梅となっており、正統なリップスティックアドベンチャーシリーズには含まないこともある。但し、本作で採用された「ザッピングシステム（視点切替システム）」は後続作品の「リップスティックアドベンチャー4」に引き継がれている。小梅が通う聖白鳥学園で変質者騒ぎが発生、美少女探偵クラブの部長でもある小梅が恵美を強引に巻き込んで事件に乗り出すというストーリーとなっている。前述の通り、本作シリーズのきっかけとなったエロCG集である。以下の5作が発売された。なお、本作はディスクシステム版も発売されたが、こちらはCG集ではなく、絵合わせパズルとして発売されている。

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