ハンバー (HMS Humber) はイギリス海軍のハンバー級モニター。元はヴィッカース社でブラジル向けのJavaryとして建造されたものである。1912年8月24日起工。1913年6月17日進水。1914年の第一次世界大戦勃発時に姉妹艦セヴァーン、マージーと共にイギリス海軍によって購入された。1914年10月から11月はベルギー沿岸での作戦に参加した。1915年3月にハンバーはマルタへ曳航され、6月にガリポリ沖に到着した。1915年8月までハンバーはエジプト海域に留まり、それからアカバの警備に当たった。1918年10月、ハンバーはマウドロスへ移った。1919年3月にハンバーはイギリスに戻り、修理後1919年5月にムルマンスクへ曳航されていきロシア内戦に関わった。1919年9月にハンバーはアルハンゲリスクを離れ、イギリスへ曳航されて戻り退役した。1920年9月17日、売却。クレーン艀に改装された。1938年の時点でも海上にあり、おそらく1945年以降に解体された。

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