三岡駅(みつおかえき)は、長野県小諸市大字森山にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)小海線の駅である。三岡駅が所在する区間は、佐久鉄道によって1915年(大正4年)8月8日に開通したが、当初は三岡駅はなく、小諸側には土橋駅、中込側には市村駅が所在していた。しかし地元からの強い要請により、1925年(大正14年)4月14日に土橋と市村を統合する形で開業した。建設に際して地元が負担をしており、寄付金を拠出している。近隣の村の間で負担をめぐる対立があり、三岡駅の東側で駅舎と反対側に並行する県道と駅の間には、資金提供を渋った村の側からの駅への出入りを妨げるために桜並木の土手を建設した、という伝承がある。相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ホーム間の移動は、構内踏切を利用する。無人駅であるが、駅舎内に自動券売機が設置されていた。しかし、券売機破壊による現金窃盗が繰り返されたためJRが券売機再設置費用を地元に求めたところ地元が負担に難渋し、現在は券売機が撤去された状態になっている。元設置場所には「切符は車内でお買い求めください」と書かれた張り紙が貼られている。また、駅舎は南西向き(線路中心から見て国道141号線の反対側)が正面となっており、国道側からは駅の北西・南東にある踏切を渡った上で駅舎に入る構造となっている。このため駅の北東側の住民の徒歩による駅へのアクセスが不便な状況となっている。これはかつてこの駅を誘致した際に、南西側の住民が主導的立場を果し北東側がそうで無かったことに由来する。鉄道開通後に北東側住民がかつての非協力的態度を棚に上げて我が物顔で駅を利用していることに南西側の住民が怒り、線路と国道の間に土手を作って駅への徒歩での来訪を妨げたことが、現在の駅の構造に強く影響している。駅前には、地元の運動と資金拠出によって三岡駅が開設されたことを記念する開業記念碑が立っている。揮毫したのは長野県出身の政治家で、後に鉄道大臣にもなった小川平吉である。かつては、上りホームの国道側に貨物専用の線路があり、国道を挟んで反対側にある木材会社の製品である木材チップを直接に線路に停車した木材チップ専用貨車に積み込んでいた。「長野県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。
出典:wikipedia
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