順徳区（じゅんとくく）は中華人民共和国広東省仏山市に位置する市轄区。それまで南海、新会の両県に属していたが、1449年（正統14年）に南海県冲鶴堡番村で発生した黄蕭養による農民反乱が発生、明朝により直ちに鎮圧されたが、この地域への統治強化を図るべく、1452年（景泰3年）に新たに順徳県が設置された。中華人民共和国時代まで沿襲された順徳県であるが、1958年12月15日に番禺県及び順徳県が合併し番順県が一時設置され、1959年6月10日に再び両県が分割された。1992年3月26日、順徳市に昇格し、更に2002年12月8日に順徳区と改編され仏山市の市轄区に改編、現在に至る。三角州平原に位置するため、河川が多く、養魚が盛んで、水産業が発展している。養蚕、酪農、花卉栽培、甘蔗栽培も盛んである。近年は、エアコンを始めとする家電製品、繊維製品、プラスチック加工品などの工場も多くできている。順徳料理と呼ばれる独特の料理を生み出し、飲食業も発展している。4街道、6鎮を管轄する

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