『デュアル! ぱられルンルン物語』(デュアル ぱられルンルンものがたり)は、日本のテレビアニメである。本作はAICの制作により、1999年4月8日から同年7月1日にかけてWOWOWの毎週木曜日19時00分枠において13話が放送された。また第14話がビデオ最終巻にてリリースされている。のちにCS放送のAT-Xでは全14話として放送された。英文表記は"Dual! Parallel Trouble Adventure"。見知らぬ世界で否応無く戦争に巻きこまれる主人公の廻りには、なぜか次々と美女達が現れる。なんとか元の世界に戻ろうとする主人公と美女達の共同生活をコメディタッチで描く。平行宇宙、遺跡から出土する古代超文明の遺産、特定のパイロットにしか操縦できない決戦兵器、人が死なない儀礼的な戦争などの設定上に、ハーレムアニメが展開する本作は、1クールの期間内では設定の大部分を生かせずに終わったが、軽妙なラブコメとして仕上がっている。他作品との類似性が指摘されたことについて原作者の梶島正樹は、『天地無用! 魎皇鬼』との関係についてはDVDの作品解説で、梶島正樹自身がそれをほのめかしており、後に放送された『天地無用! GXP』にて発掘兵器ZINVが登場し、小説版の第三巻にて関連を明示されている。これらのことから「同一の世界観(大先史文明の存在など)から分岐したパラレルワールド」として『デュアル! ぱられルンルン物語』と『天地無用! 魎皇鬼』が位置づけられていることが暗示されている。高校生の四加一樹は、周りには見えないロボットの幻影が見えるようになり変人扱いされていた。それを知った科学者の真田博士は、四加を研究室に連れてくるように娘の三月に頼む。博士はパラレルワールドを証明しようとしており、怪しげな装置に四加を座らせるが、三月の手違い(椅子違い?)により別世界へと転送してしまう。平行世界に飛ばされた四加は、特定の人間しか操縦できないコアロボット1号機“ハルツィーネン”を巧みに操縦して敵を撃破する。これを知ったこの世界の真田司令長官は四加を呼び出す。四加は元の世界に返して欲しいと頼むが、侵略者との戦争が原因で理論は完成していなかった。戦争を終わらせて早く帰るため、一緒に平行世界に飛ばされた三月と真田家に居候しつつ、ハルツィーネンを操縦して侵略者と戦うことになるのだが、それはそれとしてドタバタな日常生活が始まる。ナレーションは浜田賢二が担当している。うしだゆうじ著 富士見書房 月刊ドラゴンジュニア連載DVDには本編映像と新規映像を組み合わせた映像特典が収録されている。
出典:wikipedia
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