『孔雀王』(くじゃくおう)は、荻野真の漫画『孔雀王』を題材とした、ファミリーコンピュータ用アドベンチャーゲーム。ポニーキャニオン製作、1988年9月21日発売。MSX2にも移植されている。主人公は退魔師の孔雀。ストーリーは原作のOVA『孔雀王 鬼還祭』を基盤としている。岩戸神族との戦いに始まり、最終的には闇の大君を倒すのが目的。全8章。またロールプレイングゲームの要素もあり、エンカウントによる敵やボス級の敵との戦闘も用意されている。アドベンチャーパートから敵との戦闘まで、全てコマンド選択方式により行われる。数日後に発売されたセガ・マークIII版と違い、アクションモードは一切ない。なお、バッテリーバックアップは搭載されておらず、パスワード方式となっている。メインテーマ曲についてはTHE ALFEEの高見沢俊彦が手がけている。敵が現れる地帯では、エンカウントにより敵キャラが出現する。また物語の要所でボス級の敵と戦うことになる。「攻撃(通常攻撃)」「逃げる」「術」「道具」のコマンドを使い、ターン制の戦闘を進めていく(ただし、最終戦闘に限り若干ルールが異なる)。攻撃時のダメージ算定にかなりのむら(ミスや一桁程度の小ダメージが頻発したかと思えば、いきなり致命傷クラスの大ダメージが発動、等)があった。後述のとおり体力の回復が困難なゲームシステムであったこともあり、難易度は高めである。孔雀には「体力」「気力」「攻撃力」「防御力」のステータスがある。術は戦闘で使用するものが多数を占める。強力な術ほど気力を多く消費する(ただし、アドベンチャーパートでは気力を消費しない)。なお、戦闘時に使用する術も「悪霊を払う」「成仏させる」等、アドベンチャーパートで用いる場合がある。ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では5・7・7・4の合計23点(満40点)、「マル勝ファミコン」では5・7・7・6・7の合計32点(満50点)、「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.62点(満30点)となっている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。