コンボ("Combo" )は、ゼネラルモーターズ傘下のオペルが販売しているMPVおよびパネルバンである。オペル/ボクスホールブランドのほか、ホールデンやシボレーブランドでも販売されている。2代目までコルサをベースとしており、コルサに準じて初代モデルはコンボB、2代目はコンボCと呼ばれる。ホールデンにおいてはそれぞれSB、XCとしている。なお、2011年発表の3代目からはフィアットからOEM供給を受けている(3代目・コンボDを参照)。1994年にコルサBの派生車種として発売された。Bピラー部分まではルーフスポイラーを除いてほとんどコルサと共通であったが、貨物車のため、車体のサイズは大型化され、またリアドアは観音開き式であった。1995年にはLCVの販売台数増加により分割可倒式のシートを装備した5人乗りのモデルのコンボツアーを追加した。主要市場は欧州であったが、ほかの市場でも売られた。生産はポルトガルのGMアザンブージャ工場。2001年にはコンボCにモデルチェンジが行われた。同クラスのパネルバンはベースにコンパクトカーを用ないようになったが、先代同様コルサがベースとなり、Aピラーまでがコルサと共通になった。コルサに用いられたガンマプラットフォームは、車体幅を制限した。コンボAとの違いとして、助手席側のみあるいは両側のリアサイドドアにスライドドアが採用された。また5人乗りのモデルのコンボツアーも引き続き設定され、さらにRV (LAV)モデルのコンボツアートランプ(一部市場での名称はコンボツアーアリゾナ)も設定された。コンボツアートランプにはサスペンションチューニングや最低地上高の増加が行われ、シャシープロテクトカバーが装備された。なお、コンボツアーはイギリスにおいては販売されていない。コンボツアートランプには標準装備で、コンボツアーにはオプションでテールゲートタイプのリアドアが選択できたが、商用タイプには引き続き観音開き式のものが採用された。2006年にはポルトガルのGMアザンブージャ工場が閉鎖されたため、生産拠点はスペインのサラゴサに移管された。 2010年にフィアットとゼネラルモータースの間で締結された「商用車の供給に関する契約」に基づき、自社生産からOEMによる供給に切り替えた。ベースとなるのはドブロで、外板の一部こそオペル流に手直しされているが、メカニズムは基本的にドブロのものを流用する。シートバリエーションは5人乗りと7人乗り(ショートのみ)、ホイールベースは2.755mm(全長4.390mm)と3.105mm(同4.740mm、5人乗りのみ)の2種、全高は1.850mmと2.100mm(5人乗りのみ)が用意される。また、エンジンは2種(90PSと105PS)の1.6Lターボディーゼルと同ecoFLEX、1.4Lガソリンと同ecoFLEX、同ターボCNG・ecoFLEXの7種から選択できる。90PS仕様のディーゼルecoFLEXのみイージートロニックで、それ以外はすべて5MTもしくは6MTとなる。
出典:wikipedia
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