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エスプラッツ

エスプラッツ(S-Platz)は佐賀県佐賀市白山二丁目にある、佐賀市が運営する商業施設と公団住宅が一体となった再開発ビル。本来はビル全体の名称だが、狭義では特に商業部分をさす。「S-Platz」の「S」はSAGA(佐賀)とSIRAYAMA(白山)の頭文字であり、「Platz」はドイツ語で「広場」「街」「空間」などの意味。「人が集まるにぎやかな場所になれば」との思いで付けられた。佐賀市の中心市街地活性化への核として、1998年に佐賀市などが出資する第三セクター「まちづくり佐賀」が運営する再開発ビルとしてオープンした。地上12階のビルの内、1階から3階までの大部分が商業スペースで、5階以上は都市基盤整備公団の運営する分譲住宅として建設された。開発当初は官民一体となった中心市街地再開発のモデルケースとして全国的に注目されたが、後述する様々な問題から事業は短期間で頓挫。今では逆に第三セクターによる事業の失敗例として取り上げられている。佐賀市の中心市街地再開発は1970年代から懸案となっており、エスプラッツの開業まで20年もの歳月を費やした。この間にはバブル景気の崩壊や、急速な自動車化社会の進展など再開発ビルに求められるものを変えてしまうような大きな事態も発生したが、第三セクターの事業にありがちな「動き始めると止まらない」と言う特性により、この点は大きく省みられることは無かった。結果、バブル期に作成された計画がバブル後に完成し、しかも既に地方都市の商業施設には不可欠となっていた大型の無料駐車場を備えていない施設として完成してしまった。また、バブル崩壊による地方経済の疲弊の影響として、当初は新しく出来る再開発ビルに進出を予定していた元の地権者の多くが進出を取り下げる事態が続出。新規の出店交渉も難航し、オープン時に3階の商業スペースが丸々開いたままという異常事態となった。これにより、撤退した地権者の持つスペースは「まちづくり佐賀」が買い上げたうえ、予定していたテナント賃料は大幅な減収を強いられるなど運営会社はスタートから大きな負債を抱えることになった。さらに、エスプラッツと共に中心商店街の集客の柱となるべきだった近隣の大型スーパーが開業直前に閉店。取り付け道路は地権者との協議に手間取り完成が大幅に遅れる、市郊外に大型のショッピングモールが進出するなど集客への悪条件が続出した。2001年の5月には佐賀市に対し財政支援を要求したが、既に推進派から財政再建を訴える新市長に交代していた佐賀市はこれを拒否。ついに止めを刺された運営会社はおよそ16億円の負債を抱えて倒産した。スタート時には官民一体となった事業モデルとされたが、運営が傾くと責任の所在があいまいな点が指摘された。また売上目標や来店客数など見通しの甘さも目立ち、三セク運営の欠点が大きな非難を浴びている。運営会社の倒産後は一時地元企業が運営を引き継ぎ営業を続けていたがそれも撤退し、2003年2月28日、エスプラッツは4年10ヶ月で営業に一旦終止符を打ち、市街地の中心に巨大な空き家が存在する状態が長く続いた。これに対し佐賀市では市が主体となって商業スペースを購入し、民間活用を図る方針を表明。一旦採用した案が補助金の不足や融資の問題などで撤回されるなど紆余曲折の後、大部分を公共スペースとし、商業施設を1階部分のみとする形で再スタートにこぎつけている。

出典:wikipedia

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