『ビッグ・ホワイト』（原題："The Big White"）は、2005年に製作されたマーク・マイロッド監督、ロビン・ウィリアムス、ホリー・ハンター出演のブラック・コメディ映画。本作ではアカデミー賞受賞俳優であるロビン・ウィリアムスとホリー・ハンター共演している。アラスカの白銀世界が舞台ともあり、全体を通して美しい風景が何度も登場する。監督には、サシャ・バロン・コーエンがラッパーに扮したコメディ『アリ・G』の監督として知られるマーク・マイロッド。共演にはウディ・ハレルソンをはじめ、ジョヴァンニ・リビシ、アリソン・ローマンら実力派が揃っている。普段コメディ映画に出演するウィリアムスとはまた少し違う雰囲気を楽しめる。アラスカで旅行代理店を持つポール（ロビン・ウィリアムス）。彼には精神病に悩む妻のマーガレット（ホリー・ハンター）がおり、何とか妻をいい病院へ入院させて療養させたいところなのだが、借金だらけの会社の経営がさっぱりで経営状態は火の車。ある時ポールは、長年失踪している弟のレイモンド（ウディ・ハレルソン）の死亡保険をもらおうとするのだが、失踪してから最低7年必要だと断られてしまう。肩を落としていると、偶然自分の会社裏の駐車場のゴミ箱で殺し屋が隠していた死体を発見する。その死体を弟に見立てて死亡保険をもらおうと考えたポールは、早速真夜中に雪山へ出向き、死体の偽装を図る。翌朝、計画はうまくいき、警察もその死体をレイモンドだと信じるのだが、しばらくして保険調査員のテッド（ジョヴァンニ・リビシ）はそんなポールに疑惑を抱き始める。そんなある日、死んだことにした弟のレイモンドが彼の元へ現れる。その上、死体を隠していた殺し屋（ティム・ブレイク・ネルソン）たちもそんなポールの計画を知ってしまい…。

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