元鍛冶丁公園(もとかじちょうこうえん)は、仙台市都心部の歓楽街「国分町」にある都市公園。2009年(平成21年)4月1日、「元鍛冶町公園」から現称に漢字表記が変更された。旧称の字面から「もとかじまちこうえん」と呼ぶ人もいる。また、「元鍛冶公園」や「国分町公園」と呼ぶ市民も見られる。当園の地には1952年(昭和27年)設置の行政管理庁仙台管区監察局(のちに東北管区行政監察局に改称)があった。当時は同局と道を挟んで向かい側にカゴメの仙台出張所があるなど、周囲は業務・商業地区であった。1965年(昭和40年)に仙台市東部に卸町ができると、流通業者を中心とした会社や事業所が市内各所から卸町に移転した。国分町通では移転した会社の跡地に飲食店ビルが建ち始め、1970年代に入るとそれが加速して歓楽街化した。1972年(昭和47年)に本町(勾当台)に建設された仙台第二合同庁舎に東北管区行政監察局が移転すると、跡地に当園が整備された。園内にはブランコなどの遊具が設置され、地面は土のままという児童公園に似たつくりであったが、拡大する東北地方最大の歓楽街「国分町」に当園の周囲も呑み込まれていき、飲み屋やディスコが入る飲食店ビルなどに囲まれた公園となってしまった。すると、園内には国分町の飲食店の従業員や来街客の放置自転車が目立つようになり、当園入口脇に駐輪場が設置されても改善されなかった。それでも、1978年(昭和53年)に当園の西隣に仙台中央警察署・国分町交番が設置されたため、深夜でも園内の治安は守られた。1997年(平成9年)に地元から「国分町まちづくりプラン」が提案され、当園の再整備と駐輪場の建設が要望された。2007年(平成19年)度より国分町通において水道管・ガス管の更新工事、共同溝新設、および、道路改良工事(コミュニティ道路化)がなされ、2008年(平成20年)からは当園の再整備と駐輪場の新設が行われた。同年12月6日に、先行して「元鍛冶町公園地下駐輪場」(収容台数1008台)が当園の西部分に開設され、2010年(平成22年)5月29日に当園もリニューアルオープンした。この再整備により、園内の地面は透水性コンクリート舗装となり、野外ステージも設置された。当園は「元鍛冶丁通り」に面するが、当園を記載する場合は「丁」ではなく「町」を用いて「元鍛冶町公園」と書いていた(詳細は元鍛冶丁を参照)。しかし、2009年(平成21年)4月1日から現称に変更され、駐輪場の名称も「元鍛冶丁公園駐輪場」に変更された。社団法人国分町街づくりプロジェクトによるイベント
出典:wikipedia
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