プリメーラ・ディビシオン（Primera División ）は、ベネズエラのサッカーの最上位リーグである。20チームが参加している。1921年にアマチュアリーグが創設され、1957年にプロリーグに移行した。2011-12シーズンは国営通信会社CANTVおよびその子会社モビルネットが後援していることから、コパ・モビルネット（Copa Movilnet）が正式なリーグ名となっている。 8月から12月にかけて開催される前期のトルネオ・アペルトゥーラ (Torneo Apertura) と、1月から5月にかけて開催される後期のトルネオ・クラウスーラ (Torneo Clausura) に分かれている。前後期日程の終了後にアペルトゥーラとクラウスーラの両チャンピオンが対戦する2試合制の決勝大会が行われ、勝利したチームがシーズンチャンピオンとなる。前後期それぞれのチャンピオンと前後期合計での勝ち点が1位のチームには、コパ・リベルタドーレスの出場資格が与えられる。既に前記の方法によってコパ・リベルタドーレスの出場権、あるいはコパ・ベネスエラの優勝によってコパ・スダメリカーナの出場権を獲得したクラブを除いた上位8クラブが参加するセリエ・スダメリカーナ (Serie Sudamericana) というノックアウト形式のプレーオフトーナメントがシーズン末に行われ、その決勝に進出した2チームもコパ・スダメリカーナの出場権を獲得する。前後期合計での勝ち点が下位の2クラブはセグンダ・ディビシオンに降格する。

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