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魔装機神シリーズの登場兵器

魔装機神シリーズの登場兵器(まそうきしんシリーズのとうじょうへいき)では、ウィンキーソフト制作のゲームタイトル『魔装機神シリーズ』シリーズに登場する機動兵器について述べる。本作に登場する機動兵器は基本的に魔装機(まそうき)と呼称される。魔装機とは神聖ラングラン王国の王室アカデミーの予言にある「魔神の脅威」に対抗するため、同国で建造され、精霊と契約した機動兵器の総称。このうち魔装機計画で採用された16体の魔装機(魔装機神も含む)は、「正魔装機」または「オリジナル魔装機」と呼ばれる。魔術・練金学の粋を結集して建造されており、魔装機のメイン動力はフルカネルリ式永久機関、装甲はオリハルコニウム。操縦には魔力とプラーナを必要とし、基本的に操者の身体感覚と同期し、その意志に反応して動く。なお、OVAなどアニメ版OGでのサイバスター、DS版LOEで表示されるCGでは、ザインとジャオームは球状のインターフェイスに手を置いて操縦しており、球状のコクピット内は六角格子状のハニカム構造のモニターで囲まれている。また、機体毎に差はあるが、各部に生物で言うところのDNAに当たる情報子を持っており、有機ナノマシンを利用した自己修復能力を持つ。なお、有機ナノマシンは修理装置にも応用されているが、5分程度で自然分解される。装甲表層にプラーナを利用した結界装甲を展開することで実際の強度以上の耐久性を見せる。ゲームでは各操者ごとのプラーナ値によってHPや装甲値がアップすることで表現されている(ダメージコントロールでみせる「シールドが70%に低下」という台詞もこの設定に関係したもの)。後にラングラン以外の国でも類似した兵器が開発されるようになり、精霊と契約した兵器全般を指す名称となった。神聖ラングラン王国では、魔装機をA - Dでランク分けしている。Aクラスは高位精霊と契約した4機の正魔装機で「魔装機神」と呼称され、Bクラスは低位精霊と契約した12機の正魔装機。Cクラスは正魔装機を元にした量産型魔装機で、正魔装機と区別するため「準魔装機」と呼称される。Dクラスはラングラン全土に多数存在する作業用機械を改修した、正確には魔装機ではない機体。また、神聖ラングラン王国製以外の魔装機は、ラングラン側が性能によって各クラスに分類している。便宜上の呼称ではあるが、第1から第3世代といった具合に世代分けされているが、どの機体がそうであるかは、キョウメイ以外は不明。本項の機体名の横のカッコ部分は『LOE』におけるゲーム中での表記である。ゲーム中では、機体をフル改造した場合に「水系低位・氷→水系高位・水」や「水系高位・水→水系聖位・刻」というように、守護精霊のランクが1つランクアップする。しかしこれはゲーム性を高めるためのものであり、機体に宿る精霊が進化する訳ではない。また、敵ボスクラスの機体は高位精霊を宿すことが多いが、これも先のダメージ計算の関係で敵を強くするためであり、設定上で高位精霊を宿すのは魔装機神4体とゼルヴォイドだけである。なお、オーガイン計画で建造される予定の魔装機も高位精霊と契約している。グランゾン、ヴァルシオーネ等のラ・ギアス製ではないロボットはアーマードモジュール#グランゾン、ヴァルシオン#ヴァルシオーネ、ヒュッケバイン#ガリルナガンをそれぞれ参照。正体不明の予言の脅威「魔神」に対抗するため、神聖ラングラン王国で建造された魔装機。設計・開発は王室アカデミーから派遣された練金学士と、神聖ラングラン王国の設計局の協同で行われた。なお正魔装機16体の機体名は、契約した精霊の名前を参考にした呪術対策の守護名(偽名)であり、真の名(トゥルー・ネーム)は秘密とされている。魔術的な要素の強い兵器や操者固有の技を発動させる時に魔方陣状の幾何学模様を展開することが最大の特徴。魔方陣は契約した精霊の属性毎に変化する。また、他国で開発された魔装機も同様の魔方陣を展開するものがいる。魔術的意味合いから正魔装機は16体が最大であったが、世界情勢の混迷によって次々と正魔装機を超える機体が登場したため、ラングランも新型機の開発を余儀なくされ、この制限は廃されている。魔装機神(まそうきしん)とは、16体の正魔装機の中でも高位の精霊と契約し自意識を持つに至った4体の魔装機のことを指し、Aクラス魔装機に分類される。「正しい心」を持つと認めた者を自らの意思で操者に選び、基本的に自身が認めた操者以外の操縦を受け付けない(強制的に魔装機神を従わせる方法はある)。高位精霊とともに永久機関によって生み出すパワーは理論上無限大とされ、通常の魔装機と比べ物にならない能力を持ち、開発当初は魔装機神一機だけで、一個師団相当の戦力に匹敵すると言われていた。シュテドニアスなど他国にも魔装機が配備されている現在でも一個連隊(2000名程度の混成部隊という前提)であれば殲滅が可能とされ、理論上は戦局すら左右するとも言われている。また操者の使い魔を乗り移らせ操る遠隔攻撃兵器ハイファミリア(ファミリア)や、複数の敵にまとめてダメージを与えるMAP兵器といった、通常の魔装機には装備されていない武装を持つ。また4機とも全長が同じという特徴がある。高位精霊と契約しているのはこの4機のみであり、属性も初期状態で○系高位となっている。なお他の魔装機で属性が高位や聖位に至っている物は、全て魔装機に宿した上で改造強化を加えている。そのため高位精霊と同等の力を持っているだけであり、元々は低位の精霊であるため、自我は無い。ROEにて、无の高位精霊と契約し、1000年以上昔に作られたというゼルヴォイドが登場。真の魔装機神はこのゼルヴォイドであると操者のエランは語っている。また、エリアル王国で魔装機神と同様に高位精霊と契約した機体の開発計画「オーガイン計画」が立案され、すでに機体と高位精霊の契約はある程度の段階まで完了している模様。ただ、最後の段階をまだ残しており、それには操者として召集されたアドバーザリー部隊の5人のチームワークが必要不可欠だと語られている。このように、ラ・ギアスには魔装機神と同等の機体が他にも出現し始めており、ヴォルクルス教団を裏で操る謎の存在を含め、今後の世界情勢は混迷し始めている。魔装機神の操者になるには適性試験に合格した後、魔装機神自身にその資質を認められることで初めて操縦席に座ることができる。ただし、適性試験は儀礼的なもので、マサキやミオのように、適正試験を受けずとも魔装機神に認められれば操者になることができる。操者に選ばれると基本的には神聖ラングラン王国の治安局所属となるが、ラングランからは半ば独立状態にあり、魔装機神操者への明確な指揮権を有する者は存在しない。魔装機神操者が保護した人物はラングランに引き渡す必要がないなど、実質個々の権限が国家と同レベルである。それ故、ラングランからも存在を危惧されてしまったことがある。エリアル王国などのように、精霊信仰がそれほど浸透していない国では、魔装機神操者の暴走を危惧しており、そのためエリアルでは有事の際の対抗手段として、前述の「オーガイン計画」を実行した。また、「あらゆる権力に従わなくていい」という権利を持つが、同時に「世界存続の危機に際しては、すべてを捨てて立ち向かう」という義務が発生する。世界存続の危機をもたらす存在と判断されれば、それがいかに親しい存在であろうとも打ち倒さなければならない。なお、魔装機神操者が守護する対象は、ラ・ギアスだけでなく、地上世界を含めた全ての世界である。また、魔装機神操者の境地は、シュウの言によれば「大儀にとらわれず感情の赴くままに行動し、それでいて過たないこと」とされる。なお、魔装機神と操者の関係は操者が死亡した時点で解消され、魔装機神は改めて新たな操者を選ぶこととなる(そのため、リカルドの死後ミオが選ばれ召喚された)。(風系高位・「風」 / 風系聖位・「空」)風の精霊サイフィスと契約した風の魔装機神。魔装機神の中では最後に完成し、最後に起動した。最もバランスに優れた機体で、比類無き潜在能力を持つとされ、最初にポゼッションを発動させた。風の精霊の力により機動性は凄まじく、神鳥ディシュナス(龍と隼を掛け合わせた姿をしている)を模した巡航形態「サイバード」に変形できる。西洋甲冑を模した外見に、背部に3対・6枚の主翼をもち、基部に備えたエーテルスラスターにより、エーテルを魔術的媒体に用い推力に利用。また、全魔装機の中で、唯一単独でラ・ギアスと地上世界とをつなぐゲートを作り出せる機体である。なぜそのような機能がサイバスターのみに搭載されたのかは不明。サフィーネによる強奪事件の際にマサキ・アンドーが操者に選ばれ、以後ラ・ギアスや地上世界の危機を救うため活躍するが、地上世界に出た際にはマサキの極度の方向音痴により、地球を数周 - 数十周することもしばしば。このような長時間行動が可能なのは、機体そのものの連続稼働時間が優れているうえ、内部に自己循環システムを持ち、操者の生理機能が保たれるためである。脚部クローには質量減衰システムが内蔵され、地形を選ばず着地が可能。またクローそれぞれが独立稼働し武器になるが、ゲーム中で使用されたことはない。テールヘッドは通常姿勢制御に使用され、サイバード形態時は機首となる。ゲームによって異なる場合があるが基本カラーは、銀色もしくは青みがかった白色である。『ROE』中盤でマサキがサイフィスと同調したことでサイフィスがアストラル界から干渉可能となり、ポゼッションを自在に使えるようになる。発動するとアストラル装甲によって翼が大型化したりと形状が変化する。また、非発動時も見た目は変わらないが、エネルギー効率など細部の様々な部分も強化されている。しかし、ウェンディによるとサイバスターの真の力はまだまだこんなものではないとのこと。かつて、サイバスターが生み出される以前にテューディが見たゼルヴォイドをウェンディが無意識に設計のベースとしていた(王都襲撃による負傷を機に本格的にテューディが覚醒する以前から、時折記憶が曖昧な時があったらしい)ため、姿や武装、変形機構などが酷似している(実際に見たのは外観と変形機構のみ)。『POJ』にて王室アカデミーの機密アーカイブの中において考古学の項目にあったゼルヴォイドの外見と変形機構を見たテューディの記憶がウェンディにも影響し、その情報からインスピレーションだけで内部構造まで再現している。『OGMD』では、巨人族との決戦後によるサイフィスの加護が消滅した事による大幅な性能低下を補うべく、レイブレードに搭載されているリチュオル・コンバーターを模した「イミテーション・リチュオル・コンバーター」を搭載しているが、マサキにはサキトのような能力がないため純粋に怨念を取り込んでおり、取り込み続けると暴走の危険性があるため、定期的に怨念の浄化作業が必要になる。(炎系高位・「炎」 / 炎系聖位・「光」)炎の精霊グランバと契約した魔装機神。炎の精霊の力により、高威力の武装が多数搭載されており、攻撃面に特化しているが、反面装甲が薄く防御力が脆弱である。グランバの影響で過度に活性化している機体内のカロリックを制御するため、特別設計の熱素循環機関「カロリック・リサイクラー」を搭載。また余剰エネルギーの機体駆動への転用も可能。両腕や胴、両肩の砲など、機体各部に龍をあしらったレリーフが見受けられる。ガッデスとは対照的に直線主体のデザインで、鋭角的な印象の機体。色は全体的に赤系統である。マサキが召喚された時点では操者は未定だったが、後にホワン・ヤンロンが選ばれる。(水系高位・「水」 / 水系聖位・「刻」)水の精霊ガッドと契約した水の魔装機神。水の精霊の加護によりあらゆる地形や環境に適応可能。ただし、機動性や攻撃力はほかの魔装機神に劣り、長距離射程武器や修理装置を活かした、中距離射撃と後方支援に長けている。魔装機設計の中心的人物であるジーン・ラアス・ラッカーは著名な芸術家でもあり、特にこのガッデスに情熱を傾けた。複合曲線を多用した曲線的な装甲デザインもジーン自らが手がけた。セニア曰く「魔装機神にふさわしい姿」。機体カラーは水系のためか青。マサキが召喚された時点では操者は未定だったが、後にテュッティ・ノールバックが選ばれる。魔装機神の中では、唯一近接兵器を常に携行する姿である。魔装機神の中では魔術的な要素が強いのか、グリモルド山の地下神殿でヴォルクルスの分身と戦った後、機体の「封印モード3」を起動させ、再びヴォルクルスを封印している。また、その際に分身が復活しないようナパームでヴォルクルスの残骸を焼き払うが、ゲーム中でナパームが武器として使用されたことはない。『ROE』の「おまけ」では、ヤンロンに器用貧乏で半端な機体と言われた。(大地系高位・「大地」 / 大地系聖位・「闇」)大地の精霊ザムージュと契約した大地の魔装機神。大地の精霊の力により、魔装機神の中で最も高い防御力・自己再生能力を持つため非常に打たれ強いが、機動性は他の魔装機神に劣る。近距離戦・遠距離戦の両方に対応できる武装を持つが、全体的に攻撃力は低めである。地中に潜ることが可能。左腕のシールド状部位に内蔵する振動発生装置を直撃させて敵機を一時的にロック状態にしたり、地面に撃ち込むことでレゾナンスクエイクを発生させたりできる。ウェポンベイの容量も多く、魔装機神では唯一3機のファミリアを搭載。マサキ召喚時はリカルド・シルベイラが操者だったが、彼の死亡後シュテドニアス軍に捕獲される。地上人召喚事件では、精霊を支配する強制魔法「ゲアス」で操られロドニー・ジェスハが搭乗するが、戦いの中でマサキ達に奪還され、ミオ・サスガが操者となる。色はイラスト毎に異なるが、オレンジもしくはカーキ色である。「魔装機計画」で正式採用された16体の正魔装機の中で低位の精霊と契約した12体の魔装機。操者に選ばれると魔装機神操者ほどではないが、自分が不当と判断した任務には従わなくてもいいという権利を有する。既に2体(ディンフォース・フェンター)が正式な代替わりを果たし破棄されている他、アンティラス隊の結成と戦争の激化に伴って初期12体に含まれない予備機や後継機も戦線に投入されている。計画の後期に完成した魔装機ほど基本性能が高い。(風系低位・「陽炎」 / 風系高位・「風」)陽炎の精霊ジャノクと契約した魔装機。ノルスの次に製作され、精霊との契約により正魔装機の第1号機となった。初期の機体のため、オリハルコニウムの加工が不完全で、装甲の一部に強化セラミックが使用されており、正魔装機の中では強度が低く重量が重い。だが優れた運動制御システムは、後の魔装機の基礎となった。また、武装も基本的なものだけで、他の魔装機のような独自の武装はない。火力不足を補うために魔装機には珍しい手持ち式のリニアレールガンを携行している。反面、出力の高いプラーナコンバーターにより、操者のプラーナ次第では魔装機神並の性能を発揮できる。背中のX字状のウイングが特徴。フル改造でスペックが大幅に上がるため、運用次第では十分戦える。初代操者はマサキ・アンドー。マサキがサイバスターの操者になってから、ゲンナジー・I・コズイレフが操者になるが、以後もマサキは、サイバスターのオーバーホール等の理由で本機に何度か搭乗する。また、セニアが一時的に操縦したことも。『POJ』では別任務で戻らないゲンナジーの代わりにトレイス・ハイネットが搭乗する。(風系低位・「野分」 / 風系高位・「風」)野分の精霊ジャスフィと契約した魔装機。ジャオームの後継機なのだが、設計の違いからフォルムはほぼ別系統になった。誘導兵器「オービットミサイル」や銃剣「ベイオネット」等によって、ジャオームに比べ火力の強化がされている。ロザリー・セルエがジェイファーから乗り換えで操者となる。精霊ジャスフィの気性は大変穏やかであり、機体の調整がしやすいことが語られている。(水系低位・「氷」 / 水系高位・「水」)氷の精霊フルイッシュと契約した魔装機。16体の正魔装機の中では初期に完成した機体であり、もっとも戦闘能力が低い機体だが、ある程度の汎用性をもち、また修理装置を搭載している。ROEではスペックの低さを表してか、離脱するわけでも操者が変更するわけでもないのに、ランクアップ武器が一つもない。『LOE』や『ROE』を見る限り、「巨大化」の魔術を得意とする模様。また他の魔装機に比べ腕が大きく長いのが特徴。設計はガッデス同様ジーンと、その直弟子キャンバーが担当した。細身で曲線的なデザインはジーンの手によるものだが、ジーンはその出来に満足せず、この後ガッデスの製造に一層注力することとなる。当初はテュッティ・ノールバックが操者を務めていたが、彼女がガッデスの操者となってからはデメクサ・シーエが操者となる。デメクサの離脱と同時にアンティラス隊から登録を削除されデメクサに譲渡されている。(水系低位・「雪」 / 水系高位・「水」)雪の精霊ザナと契約した魔装機。ステルス性を重視して開発。視認忌避の魔術の応用により通常および精霊レーダーに反応せず、操者の魔力次第では肉眼で視認不能、知覚不能にすらできる。修理装置搭載。肩・胴体・腿がそれぞれ球状にデザインされ、蛇腹状の腕が特徴。この腕部は伸縮性に優れたミスリル銀とオリハルコニウムのハイブリッドで、最大で元の長さの10倍まで伸張する。虹のように残像を生み出す能力も持つ。操者はシモーヌ・キュリアンが務め、ラングラン崩壊時の戦いでは、操者ごとシュテドニアス軍に捕獲された。また、展開によってはラ・ギアスに召喚された直後のマサキが、負傷したシモーヌに代わり操縦する場面がある。(風系低位・「砂嵐」 / 風系高位・「風」)砂嵐の精霊ソレイドと契約した魔装機。ヒット・アンド・アウェイを得意とする機体で、装甲を犠牲にして高い機動力を得ている。『LOE』では接近用の武器も多い。猛禽類を思わせるデザインと、後頭部から伸びたテール状のパーツが特徴。後にこの機体をベースに量産型魔装機のガディフォールが開発された。操者は『LOE』、『EX』ではアハマド・ハムディが、『ROE』でアハマドがアンティラス隊を抜けた後はガエンが操者を務める。ソレイドは自己主張しないらしく、精霊の信仰が薄いアハマドやガエンを操者にしても出力が著しく低下したりすることがない。特にガエンはヴォルクルス教団が使う死霊装兵を召喚する技等を使う為、マサキから「よく精霊から拒否されないもんだ」と呆れられている。(風系低位・「竜巻」 / 風系高位・「風」)竜巻の精霊ギオリックと契約した魔装機。情報収集に長け、魔装機としてはややパワー不足だが、近・遠距離戦両対応の武装を持つ。ゼオルート・ザン・ゼノサキスが試験的に操者を務めたが、グランゾンとの戦いで撃破されゼオルートも戦死したため、以後ラングラン王都に修復・保管される。展開によっては、後にマサキ達の仲間となるロドニー・ジェスハが操者となる。元々養父のゼオルートの機体だったため、ロドニーが本機に搭乗したことにマサキは複雑な心境であった。『ROE』では、ロドニーのアンティラス隊脱退後にファング・ザン・ビシアスが操者となる。『POJ』では前線での運用に不安な部分が多くなったため、ギオリアスにその座を譲り操者不在となった。(風系低位・「旋風」 / 風系高位・「風」)旋風の精霊ギオリュートと契約した魔装機。前線での運用で不安な部分が多く残るギオラストの後継機として開発された機体で、装甲や武装が前線での運用を想定して開発されている。(風系低位・「旋風」 / 風系高位・「風」)元々兵装などのハードポイントに余裕があったギオリアスにC式出力推進複合型兵装、通称セルディア・ユニットを換装した強化形態。「ロイ」はラングラン語で「加える」の意。機体の大型化に伴い小回りが利かなくなるが、その分改造前とは比較にならない圧倒的な火力を得る。リミッターを解除することで、圧倒的な機動性を発揮出来るが、操者への負担が大きく、奥伝・桜花乱心を使用する際の短時間しか使用が出来ない。(炎系低位・「電光」 / 炎系高位・「炎」)電光の精霊ディンハイムと契約した魔装機。格闘戦を重視した設計となっており、人間以上の動きを可能にするため全身に通常の倍近い制御デバイスが組み込まれている。反面、内蔵武装は少なめに抑えられ、単純な火器制御システムで制御可能な物のみを搭載している。設計者が格闘技経験者の搭乗を推奨していることから、操者は機体の性質に見合った人物が選ばれ、初代操者は中国拳法使いのホワン・ヤンロン。ヤンロンがグランヴェールの操者となってからは、サナン・ティアンプラサートが操者を務める。また、操者の意志を反映し易くしたことによる副次効果として、守護精霊との同調率も想定以上に向上しており、ディンハイム自身の純度も高められている。なおティアンの呼びかけで出現する場面があるが、そのような機能があるかは不明。しかし、『OGクロニクル』ではマサキもサイバスターを呼び出す場面があるため、魔装機共通の機能である可能性も考えられる。『ROE』で失われた。(炎系低位・「稲妻」 / 炎系高位・「炎」)稲妻の精霊ディンヒュールと契約した魔装機。ディンフォースと同時期に開発されたが、ティアンとの相性の差で採用されなかった。頑丈さに欠けるが射撃機能と機動性に優れており、両足の脛に巨大なブレードが装着されているのが外見的特徴。予備機体として保管されていたが、ディンフォースが失われたため、ギドが操者に選ばれ正魔装機として登録された。『POJ』では装甲と武装の追加に伴い自重が増しており、それに伴うスピードの低下はギドの技量でカバーしている。(炎系低位・「熱風」 / 炎系高位・「炎」)熱風の精霊ジェイチと契約した魔装機。両肩のリニアレールガンをはじめ内臓武器が豊富な広域制圧用の魔装機として設計された。完成後長らく操者不在が続き、展開によっては「第2章」で魔装機操者に戻り以前の乗機が残っていなかったファング・ザン・ビシアスか、マサキ達の仲間となったロザリー・セルエがファングが仲間にいない場合に操者となる。『ROE』ではセニア曰く「色々と問題が見つかったから再調整中」であったが、その後ロザリーの乗機として登場する。契約精霊であるジェイチが不安定であり、ロザリー、ファングが機体コンセプトに逆行して接近戦が得意だった上、共に別の機体に乗り換えてしまったため本領を発揮することなく操者不在となってしまった。(炎系低位・「流星」 / 炎系高位・「炎」)流星の精霊レオガと契約した魔装機。ジェイファーの後継機として開発され、予備機体として保管されていたが、ツレインとレオガの相性がよく彼の専用機として与えられた。ただし、『ROE』の時点では格闘が得意なツレインとの能力的相性はよくなかったことが指摘され、『POJ』では当時の原型を留めないほど格闘面での強化が施される。(大地系低位・「森」 / 大地系高位・「大地」)森の精霊ディアノスと契約した魔装機。中距離支援を目的とした機体で、両肩に大型の2連装リニアレールガンを搭載している。近接戦闘は想定外ではあるが、ウェイトバランスに優れるため操者次第で接近戦も可能。後にこの機体をベースに量産型魔装機のブローウェルが開発された。当初はマドック・マコーネルが操者を務めていたが、ラングラン崩壊時の戦いで受けた傷がもとで死亡してしまう。その後は、乗りこなせる人物がいなかったため、操者不在のままルザック州軍国境警備隊屯所に保管され、地上人召喚事件で召喚されたミオが勝手に乗り込み以後操者となる。ミオがザムジードの操者になってからは、プレシア・ゼノサキスが生前のマドックに乗せてもらっていたこともあり操者となる。剣皇ゼオルートの娘であるプレシアが操者になってからは、本来逆の用途であるはずの接近戦もこなしている。(大地系低位・「金剛石」 / 大地系高位・「大地」)金剛石の精霊ラ・ウェニールと契約した魔装機。元々は遠距離戦用のフェンターと連携して近中距離戦を担当するはずであったがフェンターに色々問題が発生しさらにバスターキャノンの性能が優れていたために遠距離戦用の機体として運用されるようになった。操者は一貫してレベッカ・ターナーが務めている。初期の設定では精霊は砂となっていた。(大地系低位・「岩」 / 大地系高位・「大地」)岩の精霊フェニールと契約した魔装機。後方支援目的に開発された機体で、ラングラン製の魔装機の中では唯一人型をしておらず、下半身はホバーになっている。また両腕は砲身になっているため、プラズマソードが搭載されているものの接近戦には完全に不向き。完成後長らく操者不在が続き、展開によっては後にマサキ達の仲間になったエリス・ラディウスが操者となる。非人型であるためか精霊との同調率が低いなど機体設計にいろいろ問題があったらしく、『LOE』から『ROE』の間に廃棄処分された。(大地系低位・「火山」 / 大地系高位・「大地」)火山の精霊デルキナと契約した魔装機。問題点が多いために廃棄処分されたフェンターの後継機として開発され、現在はこちらが正魔装機として登録されている。非人型であったフェンターとは異なり、人型をしている。後継機だけに、後方支援が中心で接近戦に不向きと言う特徴は同じで、武装もほぼ同じ。恒河沙砲では同じ砲身から無数の弾を打ち出すようになっているが、改造したのかどうか不明。フェンターの操者だったエリスが引き続き操者を務めていたが、彼女のアンティラス隊脱退後はメフィルが操者となった。『POJ』では装甲面での強化と武装が若干ながら追加されている。(水系低位・「霧」 / 水系高位・「水」)霧の精霊ラシームと契約した魔装機。計画の後期に完成した高性能機。他の水系精霊と契約した正魔装機と異なり、接近戦を得意とする完全な戦闘用の機体で、修理装置を備えていないが、御前試合で魔装機神であるグランヴェールを破る程の性能を持つ。ただし防御力は低いのは他の水系魔装機と同じ。『ROE』では修理装置が付いての登場となった。ファング・ザン・ビシアスがガルガードの後に操者となるが、地上人召喚事件後に失踪してしまったため操者不在となってしまう。その後、マサキ達の仲間になったジノ・バレンシアが操者となる。契約精霊のラシームが極めて不安定であり調整に細心の注意が必要である。『POJ』ではジノとの決闘のダシにするためコーデックの手でロックがかかっているにもかかわらず強引に起動させられたため故障、結局最後まで修理が完了することはなかった。(炎系低位・「雷光」 / 炎系高位・「炎」)雷光の精霊ガルナンサと契約した魔装機。計画の後期に完成して採用された16番目の魔装機。非常にバランスが良く魔装機神にも匹敵する性能を持ち、飛行能力を有しているが、魔装機神のように自意識が宿ることはなかった。ウェンディが設計を担当した2番目の機体であり、サイバスター開発で得たノウハウがガルガードの開発に活用されている。そのため設計思想はサイバスターに近い。初期の設定では精霊は雷となっていた。4本の腕が特徴的な機体で本来は格闘戦にその真価を発揮するが、すべての腕を使いこなすのは操縦に長けた魔装機操者でなければ不可能とされる。外装デザインの担当者が同一だったため、外観はグランヴェールに似ている。ファングが試験的に搭乗した後、地上人召喚事件では、カークス軍指揮官のカークス・ザン・ヴァルハレビアが搭乗する。その後は、カークスの息子のザッシュが操者となる。なお『EX』において一度だけ、カークス軍にあったはずのこの機体に、なぜかフェイルが乗っている姿を確認することができる(『第2次OG』ではハガネに乗艦したため該当シーンは存在しない)。ザッシュの離脱により操者不在のままフリングホルニに収納されている。(炎系低位・「稲光」 / 炎系高位・「炎」)稲光の精霊ガルディスと契約した魔装機。「魔装機計画」の後期、ガルガードと同時期に開発された兄弟機(レミア曰く姉弟機)で特徴的な腕部「アグレッシブアーム」は最大稼動時には計6本が稼動し、格闘戦において無類の強さを発揮するが、性能をフルに引き出すのは困難を極める。それ故、ガルガードと同程度の極めて高い性能を持ちながら、レミアが操者適性を見せるまで使用されなかった。携行武器として専用の実剣が生産されているものの、操者のレミアが打撃による格闘戦を好むため、装備されていない。(水系低位・「泉」 / 水系高位・「水」)魔装機計画で、最初に開発された魔装機で3機が製造された。1号機が精霊との契約に失敗して消失してしまったため、正式採用されず廃棄処分寸前となる。しかしフェイルによって残りの2機に泉の精霊ノルアとの契約に成功したため廃棄を免れ、妹のセニア・グラニア・ビルセイアとモニカ・グラニア・ビルセイアに護身用に与えられ、式典などでも使用された。戦闘には不向きであり、修理装置と補給装置を搭載している。ラングラン崩壊後は、2機ともシュテドニアス軍に捕獲されてしまうが、戦闘に使用されることは無かった。女性的な外観をしており、両腕が本体と接続されておらず浮いているのが特徴。カラーリングはSFC版『EX』では2機とも緑色をしていたが、PS版『EX』ではセニア機が青色、モニカ機が緑色となっている。(水系低位・「泉」 / 水系高位・「水」)シュウと行動を共にするようになったモニカが、地上人召喚事件後に自らのノルスを改良した機体で、『OGDP』ではアルバーダ、エルマ、ヨンの協力の元で改良がおこなわれている。「レイ」はラ・ギアスの言葉(ラングラン語)で「改められた」という意味で、ニュアンス的にはノルス改と言った所。一部の武装を除き性能に変化はないが、外観がより女性的なものになっており、『α外伝』ではスカート部分が常にフワフワと動いている。なお、修理装置は有機ナノマシンを使用している。セニア機のほうは『LOE』「第2章」時開始にはすでに同様の改良がおこなわれているが、改良時期は不明。『LOE』「第1章」と『α外伝』のセニア機はノルスの存在自体が省略され、当初よりノルス・レイで登場する。(水系低位・「泉」 / 水系高位・「水」)ノルス・レイ(モニカ機)をシュウの意向によって大幅な改造を施した機体。装甲と武装が強化された事で、通常の魔装機と互角以上に戦う事が可能。(大地系低位・「霊山」 / 大地系聖位・「闇」)ガルガードに次ぐ17番目の正魔装機として開発されていたイレギュラー機。政治的な理由で未完成で放置されていたが、地上人召喚事件後に魔装機神の独自行動に危機感を抱くようになったラングラン政府によって、ラングランを防衛する目的で開発が再開されることになった。設計者のウェンディ・ラスム・イクナートは開発再開要請を固辞したが、ウェンディの体を徐々に乗っ取りつつあったテューディ・ラスム・イクナートによって、設計段階からさらに強化され完成された。大地系低位、霊山の精霊ネーゼと契約を結んでいるが、テューディによって精霊の力が聖位並にまで昇華されており、その性能は魔装機神はおろか超魔装機すら凌駕する。防衛用に開発されたためか、極めて高い防御力、耐久性に加え、驚異的な自己再生能力を持ち、完全に撃墜しなければ直ちに再生を始め、最初にマサキ達がアカデミーで交戦した際には上半身と下半身を切り離すことで完全に再生できないようにしなければならなかった程である。「イスマイル」とはラ・ギアスにおける復讐の女神の名前で、この機体を生み出したテューディの心情を象徴するネーミングとなっている。完成後は、ラングランへの復讐を企むテューディ、もしくは復権を目論むラセツ・ノバステによってシュテドニアス軍にもたらされた。他の超魔装機とは違い、『ROE』や『POJ』では登場しない。(大地系低位・「霊峰」 / 大地系高位・「大地」 / 大地系聖位・「闇」)かつて17番目の正魔装機として開発されていたイスマイルの後継機に相当する機体。契約精霊は大地系低位、霊峰の精霊ネーゼムール。イスマイルに比べて出力は高位レベルで純粋な性能は劣るものの、危険な技術を排除した事で機体の安全性と信頼性は高くなった。安全性を重点に設計がされており、驚異的な再生能力を失ってしまっているが、防御面では堅牢な機体として仕上がっている。本来、「ネーゼリア」という機体名はイスマイルのものであったらしい。正魔装機を元に建造された量産型魔装機。(大地系低位・「林」 / 大地系高位・「大地」)ディアブロを基に開発された量産型魔装機で、主に国境警備隊などに配備されている。契約精霊は森の精霊ディノスの分け御霊でもある林の精霊ウェリント。ディアブロの機体バランスの良さを引き継いでいるが機体性能が不足気味のため砲撃による支援運用がメイン。外観はディアブロを簡略化したものになっており、ディアブロでは2連装だったリニアレールガンが単装式に変更されている。またカラーリングも薄い緑色となっている。地上人召喚事件では主にフェイル軍の主力機として配備されており、ほかにはカークス軍でも使用されている。生産性を優先した簡略な構造ゆえに拡張性は非常に高くブローウェルカスタムのようにカスタム次第では高性能となる。なお、SFC版『LOE』には容量の都合か登場せず、ラングラン軍配備の量産魔装機は全てルジャノール改だが、PSP版『LOE』ではマップ上のアイコンがブローウェルに差し替えられている。『第2次OG』ではマサキのルートでトールス機が仲間になる。『EX』で後述のカスタムだけに搭載されていたパルスレーザーと対空ミサイルが追加されている。フェイル軍の将軍ケビン・ザン・オールトが、自らのブローウェルを改造した機体。オールト曰く「魔装機神にも遅れを取らない」の言葉通り、かなりのチューンナップが施されており(同時に登場するヴァルシオン改にあらゆる面で匹敵するほど)、ビーム吸収能力を備えている。カラーリングはSFC版『EX』では通常のブローウェルと同じ緑色だが、PS版『EX』では薄い赤色になっている。(風系低位・「砂塵」 / 風系高位・「風」)ソルガディを基に開発された量産型魔装機で、契約精霊はソレイドから分離した御霊、砂塵の精霊フォーラ。ソルガディ同様に飛行可能で、多数の射撃武器を活かした砲撃戦を得意とする機体。外観はソルガディのカラーリングを薄い黄緑色にしたものだが全体的に少し小型になっている。地上人召喚事件では主にカークス軍の主力機として配備されている他、戦乱の終盤はフェイル軍でも運用されている。また、シュウと行動を共にするようになったテリウスが使用する機体は、地上人召喚事件後にかなりの改造が施されている。超魔装機(ちょうまそうき)とは、カークス・ザン・ヴァルハレビアが提案した「超魔装機計画」で開発が提案された魔装機。また、超魔装機計画とは無関係なものの、同様のコンセプトで魔装機神を超える性能を発揮したデュラクシールも超魔装機と呼ばれている。名称は「魔装機を超える兵器」という意味で、精霊とは契約しておらず正確には魔装機ではない。不安定要素である高位精霊の加護を受けずに魔装機神以上の性能を引き出すことを目的としており、魔装機神を超える大出力を実現するため通常の魔装機に比べ巨大な姿をしている。また、地上人召喚事件により召喚されたヴァルシオンやモビルスーツ(ガンダムシリーズ)など、地上の兵器から技術を流用して開発されており、さらには異星人の技術を取り入れて開発されたヴァルシオン改を経由して、異星人(ゾヴォーグ)の技術も流用されている。なお、初登場したスーパーファミコン版『EX』では、超魔装機という分類は強力な魔装機という意味であり、デュラクシールが超魔装機に分類されているのもここに由来している。超魔装機計画中止に伴い設計段階で開発中止になった超魔装機。しかしシュテドニアス軍によるラングラン侵攻時に、カークスによって秘密裏に開発が続行されプロトタイプを含めて3機が製造された。グランヴェールとザムジードのデータを基に開発され、強力な火力と強固な装甲を兼ね備える。さらに地上から召喚された機体の技術も取り入れ、一部の武装にフィードバックさせている。また、設定上では精神波による6基の遠隔誘導攻撃ポットを装備しているが、いまだにゲーム中の描写はない。カークス機はリューネ達との戦いで撃破されたが、他の2体はカークス軍が旗上げしたカラタミーフィ州の洞窟内に隠されており、同州が地上人召喚事件後もシュテドニアス連合領となったことでシュテドニアス軍の手に渡った。生産が比較的簡易な設計となっていたため『ROE』ではマルテナ社に量産され、シュテドニアス聯合軍(南部軍)の指揮官機として運用される。ロヨラ主導の下で試験的な改造が施されたエウリードの改良型。元々の試案ではもともと高性能な出力をさらに増強、戦術級兵器の運用をさせる予定であったが現状以上に出力を強化するには技術的困難が多くプラーナ増幅装置強奪事件の原因になってしまった。そのためか非常に武装が少ない。地上人召喚事件の際に、セニアが兄のフェイルロード・グラン・ビルセイア用に、地上から召喚された機体を参考に開発した機体。精霊とは契約していないが、疑似プラーナ発生装置によりプラーナの高い操者が扱えば魔装機神を超える性能を持つが、超魔装機計画で提案された機体では無いため、作中では超魔装機とは呼ばれていない。高性能と引き換えに稼働時間がさほど長くないという欠点がある。『EX』では地上世界のモビルスーツにセニアが影響を受けたため、ガンダムタイプの重モビルスーツを参考にした外観になっている。設定画のSDイラストではSDガンダム同様に瞳が描かれているが、ゲーム中では瞳は描かれておらず他の魔装機と同様の仕様になっている。武装も地上世界の機体と同じものを備えており、MAP兵器を無効化することが可能。精霊レーダーなどでは捜索できないほどのステルス性を誇っているが、サブとして一部に使用されている対消滅動力から発生するニュートリノで捜索が可能。当初は脱出装置が搭載されていたが、敗れた際は死ぬつもりだったフェイルによって取り外された。フェイル機はマサキ・アンドー達によって撃破され、設計図はセニアによってアカデミーに厳重に保管されたが、テューディによって、アカデミーもしくはシュテドニアスで2機が復元されシュテドニアス軍で運用された。なお、保管されていた設計図は既に脱出装置が存在しない仕様だったようで、知らずに使用した搭乗者は撃破された際にいずれも離脱できずにそのまま爆死している。ラングランで再生産された際には脱出装置を搭載した機体をガエンが運用した。問題があるとのことで改造できず、数話で再調整のために前線から外れる。なお、『OGサーガ・LOE』ではガンダムが存在しないOGシリーズの世界観に合わせて、頭部のデザインと武装に若干の変更が加えられている。『第2次OG』ではヒュッケバインのデータを参考にして開発した事になっている。ラセツが使っていたデュラクシールを元にして武装変更されたカスタム機。ただ原型機の開発者であるセニアから見ると、本来デュラクシールが持っているはずの性能を全然引き出せていない劣化機らしい。ラセツの元部下のマーガレットとムデカが搭乗する。神聖ラングラン王国の魔装機計画に危機感を持ったシュテドニアス連合が建造した魔装機。『LOE』序盤にはテロ組織「ラングラン解放戦線」へ供与され、「第1章」の終盤の頃からシュテドニアス軍でも配備された。なお一部機体はエリアル王国製でありライセンス授与して生産している。また『ROE』の作中でセニアが語った所によればこれらの魔装機の一部は、これまでの戦争で各国に流出しており、霍奕の細胞などのテロ組織でも運用されている。(大地系低位・「鉄」)ラングラン崩壊前の時点でのシュテドニアスの新型魔装機で、土木作業用であったルジャノールを本格的な戦闘用として発展・開発されたCクラス魔装機。契約精霊は鉄の精霊ガハン。シュテドニアスはラングランに比べ練金学の部門で全体的に遅れているため、独自の科学技術でそれらをカバーして制作された。飛行こそ出来ないものの、出力が大きく、火力も充実している重機動タイプ。(炎系低位・「マグマ」)ラングラン崩壊前の時点でのシュテドニアスの最新鋭魔装機。契約精霊はマグマの精霊ゾラット。精霊属性の相性が悪いため、登場当初はサイバスターの天敵になる。本来はCクラス魔装機として作製されていたが、調整段階で予定以上のバランスの良さを発揮し、Bクラスに分類されることになる。ただ、そのために精霊との契約にムラが生じ、各機体間の性能差がちぐはぐになっている。(水系低位・「川」)契約精霊は川の精霊シャレード。設計はシエーナ・ルドランティス。完成度が高く万能機ではあるものの裏を返せば長所がなく特徴がないのが特徴。生産性もゴリアテに劣るため主力とはならなかった。『魔装機神I』第1章には登場せず第2章からエリスの乗機として登場するため、地上人召喚事件前後に開発・配備されたものと思われる。『LOE』第2章時にはほとんど登場せず、一部の物好きが地上人召喚事件後も引き続き使用しているだけのようだったが、『魔装機神II』で南部軍が戦線に大量投入しているほか、マルテナ社ではカスタム化された黒いギルドーラが運用されている。。(水系低位・「夕立」)ギルドーラの簡易量産型。契約精霊は夕立の精霊メソディア。元のギルドーラから活躍の場を選ばない完成度を引き継いでいるが機体性能自体が下がったためむしろ器用貧乏な面が強調されてしまった感がある。『LOE』では未登場だったが、続編『ROE』では運用が続いていることが発覚している。(風系低位・「潮風」)契約精霊は潮風の精霊ハーディ。『LOE』には未登場だったが『ROE』では序盤から登場している。支援戦闘を主眼に制作されているが、格闘戦能力も高い。シュテドニアスが独自に開発した魔装機。『LOE』・『ROE』では未登場。精霊との契約をしておらず魔術的な要素が少なく、コンバーターの出力でそれらの欠点を補っている。汎用性・生産性には優れるものの春秋戦争後は性能不足のため旧式機扱いされ順次廃棄されている模様。(風系低位・「北風」)契約精霊は北風の精霊バレスト。大きな肩に対して細身の身体、全体的に小さめな脚と、右腕の巨大な爪「パワーヴァイス」が特徴的な機体。ラングラン崩壊前に実戦投入され、その時点では一部の士官用に使用されたが、「第2章」では量産されシュテドニアスの新主力魔装機となる。『EX』では未登場。『スーパーロボット大戦大事典』ではレンファの発展機と推測されていたが、『ROE』でジンオウとともにエリアル王国製であることが判明した。また、通常機は青いが、マルテナ社ではカスタム化した黒いダイオンが使用されている。ちなみに『大事典』の内容は、ダイオン以外の項目でもスタッフが推測のみで書いた文が多いため注意が必要。(大地系低位・「峠」)契約精霊は峠の精霊ボナンド。シュテドニアスの魔装機。ジンオウ製作のノウハウを利用して造られ、装甲を強化した見返りに機動力が低下した。主に格闘戦を得意としており、メインウェポンのパイルストライカーのパワーは侮れない。主に南部軍で使用されているが、カスタム化した同機がマルテナ社でも運用されている。(風系低位・「烈風」)契約精霊は烈風の精霊レシオ。シュテドニアス(南部)の新型魔装機。可変機構を持つ。人型・航空機形態双方で機動性が高いのが特徴でその高速を活かした一撃離脱戦法を得意とする。『ROE』の序盤から投入され、終盤まで運用される。(炎系低位・「灼熱」 / 炎系高位・「炎」)エリアル王国製の高性能機で上級指揮官用。灼熱の精霊リガルと契約しているが独自のブースターにより出力は高位レベルにまで高められている。巨大な翼と腕の「ゲイルブレード」が特徴的な機体。実験機的要素が強いため整備に手間がかかるなど大量生産には不向きのため高級士官・エース向に少数生産されるにとどまっている。。『ROE』でもムデカやマーガレットが序盤に使用するほか、北部軍でも少数運用される。エリアル王国製魔装機。ジンオウ、ダイオンより強力な第三世代魔装機。低位精霊との契約ながら、独自のブースターにより、魔装機神にも劣らぬパワーを発揮する。(炎系低位・「輝煌」 / 炎系高位・「炎」 / 炎系聖位・「光」)双子の撃墜王サンドリーブ姉妹の姉ニコ・サンドリーブ専用のキョウメイ。契約精霊は輝煌の精霊カグツチ。シュテドニアスの練金学士シエーナ・ルドランティスによってカスタム化されている。(水系低位・「水鏡」 /水系高位・「水」 / 水系聖位・「刻」)双子の撃墜王サンドリーブ姉妹の妹リコ・サンドリーブ専用のキョウメイ。契約精霊は水鏡の精霊ミナモ。キョウメイ朱同様にシュテドニアスの練金学士シエーナ・ルドランティスによってカスタム化されている。キョウメイ朱と機体性能そのものに違いはないが操者のプラーナが性能に反映されるため若干の違いが発生する。(水系低位・「水沫」 /水系高位・「水」)契約精霊は水沫の精霊ジャザリ。上半身は人型で下半身が蛇という、ギリシャ神話の「ラミア」のようなデザインをしたシュテドニアス軍の最新鋭魔装機。魔装機神に対抗すべく開発された施策実験機で、採算を度外視して最新技術を投入した製造は枢機にとどまり結果実質的にルビッカ・ハッキネンの専用機となってしまった。洗脳したエリスに使わせた(ただし洗脳が解けた時のために自爆装置が仕込まれている)こともある。なお戦闘で破壊された際、本機の修理費はルビッカの自腹の様で、個人所有に近い状態の模様。(大地系低位・「真赤土」 /大地系高位・「大地」)シュテドニアス軍が、カークス将軍の隠していたエウリードを捕獲し、その技術とシュテドニアスが積み重ねてきた魔装機開発技術を融合して開発した最強の魔装機。真っ赤な機体と2本の尻尾が特徴。超魔装機に分類されるが、真赤土の精霊ゴドソの守護を受けている。ラセツの最後の搭乗機(シナリオにもよるが)となった。後にマルテナ社で量産され、ムデカとマーガレットの乗機となる。神聖ラングラン王国の魔装機計画に危機感を持ったバゴニア連邦共和国が建造した魔装機。その時の機体がラングラン王国から追放されたゼツ・ラアス・ブラギオの手によって開発され、多脚型や節足虫型など非人型の機体が多く見られる。『POJ』では次期主力機としてウェルスシリーズが量産されており、ゼツ製の魔装機は排除されつつある。(風系低位・「かまいたち」)守護精霊はかまいたちの精霊クノーツ。バゴニア連邦共和国が最初に開発した魔装機。ウィルテクスと呼ばれる、ククリに似た「く」の字型の剣を装備している。人型ではあるが、虫を連想させる有機的なフォルムが特徴。(風系高位・「風」 / 風系聖位・「空」)アゲイドの強化型。契約精霊は原型機と同じ。色は青から赤に変わっている。この機体に限らずバゴニア連邦共和国の強化型魔装機は指揮官機として運用されることが多く、原型となる機体とはHPが万単位で違っている上に属性も高位となっているためにかなり強力になっている。ファングが仲間に戻ってきた時に搭乗していた機体だが、下記のギンシャス同様の理由と、ファング自身の意志によりセニアによって解体されている。(炎系低位・「不知火」)契約精霊は不知火の精霊ギニ。多脚タイプの魔装機。サソリなど節足動物を思わせるデザインでゼツの嗜好が反映されている。構造上練度が低い操者でも転倒せず投影面積も小さいなど現場からの評価は高かったという。ゼツが好んで乗っていたためかバゴニアの軍縮では真っ先に廃棄された模様。(炎系高位・「炎」)リブナニッカの強化型。契約精霊は原型機と同じ。リブナニッカの性能が低かった分、大幅に強化されている。ゼツが好んで使用する魔装機。ガッツォーが完成しなかった場合、最後までこの機体に乗ることになる。(水系低位・「湖」 / 水系高位・「水」)契約精霊は湖の精霊ポルワ。人型の魔装機だが、アゲイドと同じく昆虫、特に羽を連想させるフォルムが特徴。ゼツの技術を応用して民間企業が開発した機体であり、そのためゼツの失脚後も配備されている。開発計画提出時ゼツはガッツォー開発に集中していたため黙認に近い承認を行ったという。ゼツの技術を汲む魔装機は装甲に特殊な金属が使われており、それが発する波から位置が特定できる。そのためジノが乗っていたギンシャスは最終的に解体されることとなる。(水系高位・「水」)ギンシャスの強化型で指揮官タイプ。契約精霊は原型機と同じ。武装が追加され遠距離での継戦能力が強化された。「ウェルスシリーズ」の開発はこの機体の設計・改良データを元に行われた。(大地系低位・「山」)契約精霊は山の精霊オオザム。ヤシガニのような四脚タイプの魔装機。一見虫のような姿だが、頭部は股間ではなく上部にある。簡易魔装機として設計されているため内蔵兵器が多いなど汎用性は高いもののその性能はリブナニッカに及ばない。そのためか強化型が制作されていない。晨明旅団が運用するベンディッド。改良がくわえられており軽快さが増している。(大地系低位・「断崖」 /大地系高位・「大地」)ゼツが最後に作り上げた魔装機。契約精霊は断崖の精霊ヴァイン。ゼツ自身が操者だが技量不足を補うために、剣聖シュメル・ヒュールの脳が移植されており、たとえ素人が搭乗しても達人並の剣技を再現することが可能となっている。あまりに人道を逸した機体であるため、ゼツがバゴニアから見放される要因となった。なお、ゼツがシュメルを捕縛できなかった場合、出現することはない。(大地系低位・「断層」 大地系高位・「大地」)『POJ』に登場。かつてゼツが開発したガッツォーの再設計機、契約精霊は断層の精霊ヴァイフ。オリジナルのように人間の脳と搭乗者は必要ないものの、その代わりに搭乗者の脳と機体を直結する「ニュートロン・カートリッジ」を搭載しており、操者を不可逆的な改造措置を行い、すべての操作を一元化出来る代わりに搭乗者はその負担により使い物にならなくなるといういわば「使い捨てのカートリッジ」とする非人道的なものである。武装自体はほぼオリジナルと同様。本機をラーダット王国の主力機にしようとした理由はガッツォー自体が製造経緯から特許などを申請していない機体であるため、関税などのコスト面を削減できると言う理由で、セウラントに開発を依頼したヅボルバ本人はこのような非人道的な技術を使うつもりは一切なかった。(大地系低位・「地震」 大地系聖位・「闇」)『POJ』に登場。セウラントは、「ただのゲアスではない。高位精霊を支配した上で、その力を増幅させている。」と語っているが、契約精霊は大地系低位地震の精霊ヴァイエル。セウラントが自分専用に製造したガッツォー。オリジナルのガッツォーや量産型のガッツォー+と違い大型化し、6本の脚を持つ半人半虫と言った見た目をしている。オーガイン計画の産物「統合増幅装置」、守護精霊を強制的に支配する機構「ゲアス」を搭載。これによって、精霊と人間を「燃料」として補給・強化させ、精霊と擬似的なポゼッションを行うことが可能。ただし通常のポゼッションとは異なり完全に強制させているため、支配された精霊は消耗されて最悪の場合、消滅する事となる。 機体名のΣは総和を意味する記号が地上の言語に訳されたものであり、持てる叡知の総和と言う意味が込められている。。(水系低位・「頻浪」)ギンシャスの系譜を汲む最新鋭機「ウェルスシリーズ」の一つ。契約精霊は頻浪の精霊ウォーシュ。本機は指揮官用として開発されウェルスシリーズの中でも高性能を誇る。その一方で武装がビーム砲内蔵型の斧「ハルバートランチャー」とエネルギー増幅装置内蔵の巨大な盾と取り回しが悪いものがそろっており高速戦闘や対多数戦闘を苦手とする。(水系低位・「頻浪」 / 水系高位・「水」)ウェルスピナーをジノ専用にカスタマイズした機体。ウェンディが改造を担当したため、ノルス・レイと同じく「レイ」と付いている。「ウェルスシリーズ」は将来の主力化を見越し高い拡張性を有していたため改造は簡単に行えたとのこと。性能が大味なオリジナルと違い、汎用性が高い。(炎系低位・「電光」)ウェルスシリーズの一つ。契約精霊は電光の精霊バキムュ。装甲は比較的薄い反面、小回りと運動性は非常に高く1対1の個別戦闘や斥候・遊撃任務を得意とする。(大地系低位・「鋼」)ウェルスシリーズの一つ。契約精霊は鋼の精霊オービル。元々は地中を掘り進んで攻撃するというプランで設計されたが却下、迷走した末にドリルによる近接戦闘中近距離戦闘用の攻撃機として完成した。エリアル王国が建造した魔装機。(風系低位・「颪(おろし)」 炎系低位・「狐火」 水系低位・「時雨」 大地系低位・「黒曜石」)日本の鎧武者のような姿をした魔装機。魔装機開発会社「ベルロード社」が開発・製造を請け負っている。低位精霊との契約に汎用性があり、どの属性とでも契約できる画期的なシステムを搭載している。どの属性と契約するかは、操縦者との相性による模様。またパーツの換装により強襲白兵戦・長距離支援タイプに変更可能と汎用性は非常に高い。しかし職人技が要求されるピーキーなバランスのため生産コストが高くベルロード社は販路の

出典:wikipedia

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