那覇市民会館(なはしみんかいかん、英語:"Naha Civic hall")は、沖縄県那覇市寄宮にある多目的ホールである。アメリカ統治下の1970年に完成した。収容人数は1,668人(大ホール)で、中ホールもある。1972年5月15日の沖縄返還の際に、当時の佐藤栄作首相が参加して返還式典(日本武道館との同時開催)の会場となった。以前は那覇市の成人式も行われていた。2006年には、DOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれている。パレット市民劇場は、那覇市市制施行70周年を機に、1991年6月に開場したパレットくもじ内にある劇場である(収容人数は417名)。 現在の那覇市民会館は、市民人口規模においても、大きな公演を招致するのも難しく(例えば沖縄県吹奏楽コンクール)等は、宜野湾の沖縄コンベンションセンターで開催されるようになった。 翁長市長(当時)は、都心の空白地の活性化を図る手段の一環として旧久茂地小学校校地に市民会館を移転する計画を述べた。 だが、現市民会館よりも面積的には狭くなり、また旧久茂地小学校校地周辺の道路幅は4.5m~6.0mで舞台関連装置の搬入(トラック)や団体におけるバス利用のための駐車場が周辺にないことから、旧久茂地小学校校地だけでは足りず、周辺環境の整備も求められている。ほかにも、県庁前駅 (沖縄県)・美栄橋駅から等距離にあり、歩道も狭く、歩行障がい者の移動に難があること、県想定の地震・津波の被災リスクの大きさ、それに市民会館移設ありきでの小学校廃校に不満の声もあるなど課題も多い。
出典:wikipedia
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