岸記念体育会館(きしきねんたいいくかいかん)は、東京都渋谷区神南1-1-1にある日本体育協会の本部ビルである。第2代大日本体育協会会長・岸清一の遺言により100万円(現在の28億円程に当たる)が寄付されて1940年に東京府神田駿河台に建設(元総理大臣の岸信介とは無関係)。1964年のオリンピック開催時に現在地に移転。建物前に岸清一の銅像が設置されている。地下1階に体育協会資料室が併設され、スポーツ関連の書物が閲覧可能になっている。2011年7月の日本体協の創立100周年記念を迎えるにあたり、建て替えが検討されている。併せてスポーツ界に大きな功績を残した選手などを称える「日本スポーツ殿堂」を館内に設けるプランも検討されている。2010年5月には具体的な案を検討する委員会が発足したが、現在同地は東京都の都市計画公園の指定を受けている関係で建築物の規制が厳しく、検討作業は難航している。その間にも日本陸上競技連盟や日本バスケットボール協会などが、耐震設計上の観点から職員の安全確保を理由に移転しており「日本スポーツ界の総本山の屋台骨が揺らぐ事態」と懸念する声がある。2013年9月には、2020年の東京オリンピック開催が決定したことを受けて、現在地での建て替えを諦めた上で、新国立競技場建設に伴い建て替えが予定されている日本青年館、もしくはナショナルトレーニングセンターへの移転が検討されていると報じられた。2016年2月には、新宿区霞ケ丘町地区に新ビル(地上14階/地下1階)を建てて移転する計画が発表された。
出典:wikipedia
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