


国崇(くにたか、1980年5月30日 - )は、日本の男性キックボクサー。本名は藤原 国崇(ふじわら くにたか)。岡山県倉敷市出身。拳之会(こぶしのかい)所属。第2代NKBバンタム級王者(=第5代NJKFバンタム級王者)、第6代NJKFバンタム級王者、第9代NJKFフェザー級王者。2000年7月16日に、東京都板橋区のCASSスポーツクラブで開催された小国ジムが主催するニュージャパンキックボクシング連盟(以下NJKF)興行「MILLENIUM WARS 6」に本名の「藤原国崇」でプロデビュー。バンタム級で獅子丸修平と対戦し、2Rに3度のダウンを奪ってKO勝ちした。2003年7月6日に行われたNJKF興行の「VORTEX VII 〜旋風〜」で行われたNKBバンタム級王座決定戦(3分5R)で1位にランクされていた国崇は、童子丸(同級3位)と対戦。1R目にダウンを奪い、童子丸に主導権を握らせないまま3点差を付けたまま5R判定3-0で勝利し、第2代王者になった。2004年に自身が所属するNJKFが、NKBを脱退したため、NKBのバンタム級王者だった国崇は、NKBの王座を返上した。そして、そのままNJKFバンタム級王者として認定された。2005年5月6日にJ-NETWORK主催「GO! GO! J-NET '05 〜MACH 55 1st 準決勝〜」で、全日本キックボクシング連盟バンタム級王者の藤原あらしと対戦。国崇は、1Rにあらしの左の目蓋を、2Rにはさらに右の目蓋もカットし、大きく攻勢に出るが、3Rにあらしの右縦肘で頭部から出血し、両者にドクターチェックが入る。そして、国崇の出血が激しくなり、ドクターストップによる3R1:47TKOで破れ、トーナメントは準決勝で敗退した。この敗戦で、国崇は本名でリングネームでもある藤原国崇の名前を、「国崇」に改名した。2007年3月18日にNJKF興行の「FIGHTING EVOLUTION III 〜進化する戦い〜」の米田貴志(同級1位、真王杯55kg級優勝)相手に防衛戦を行ったが、5R0-3の判定で破れ、王座から陥落した。1R目はとったが、他のラウンドではポイントをとることは出来なかった。2R終盤には肘でカットされるなどした。2007年11月23日にNJKF興行の「FIGHTING EVOLUTION 〜進化する戦い 13th〜 The Last Supper 最後の晩餐」で行われた、米田貴志の返上したNJKFバンタム級王座の王者決定戦(3分5R)に出場。前田浩喜(同級2位)と対戦するが、1R目に左ストレートでダウンを奪われたダウンによる点差が響き、中盤は盛り返したが、前田の防御を崩すことが出来ず点差をひっくり返すことが出来ないまま、5R0-3の判定負けを喫した。2008年7月27日に「START OF NEW LEGEND IX 〜新しい伝説の始まり〜」のNJKFフェザー級王者決定戦(3分5R)で岩井伸洋(同級1位)と対戦。5R0-3の判定で下し、3つ目の日本王座獲得と2階級制覇に成功した。2008年10月18日に、イギリス・リーズで開催された「Muay Thai CLASH 11 in Leeds」で空位のISKAムエタイ世界バンタム級王者決定戦に出場。“ザ・パニッシャー”アンディー・ハゥーソン(イギリス / ISKA同級1位)と対戦するが、5R判定0-2で敗れ、世界王座獲得に失敗した。本人は4R目に右肘でダウンを奪ったと思ったにもかかわらずレフェリーがスリップと判断したことから、海外では判定では勝てないことを改めて認識させられた。2009年9月23日に後楽園ホールで開催された「WBCムエタイルール日本統一王座決定戦」に出場。スーパーバンタム級の決勝戦(3分5R)で前田浩喜(NJKFバンタム級王者)と対戦。2Rに肘打ちでダウンを奪うと、前田の額から出血があったためドクターストップにより2:38TKO勝ちし、スーパーバンタム級の初代王者になった。2010年9月26日に後楽園ホールで開催されたWBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級タイトルマッチでWBCムエタイ中国王者リー・ニングと対戦し、3Rに左フックでダウンを奪われるがその後盛り返し4RにTKO勝ちを収め初防衛に成功した。2011年8月14日に「M1 ムエタイ・グランド・チャンピオンシップ」のMTAA世界タイトルマッチで元ルンピニースタジアム・バンタム級王者ルンラウィー・サシプラパーと対戦し、1Rから圧倒され計4回のダウンを奪われTKO負けを喫した。2012年6月24日にNJKF興行の「KICK TO THE FUTURE 4」で行われたラジャダムナンスタジアム・ランキング査定試合で、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級10位のフォンベート・チューワッタナに判定勝ちし、ラジャダムナンスタジアムのスーパーバンタム級9位にランキングされた。。2012年11月4日にNJKF興行の「KICK TO THE FUTURE 8」で行われたラジャダムナンスタジアム・スーパーバンタム級ランキング戦で、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級10位のエーカデット・モークルンテープトンブリーに判定勝ちし、8月にタイの試合で敗れランク外にあったが、再びラジャダムナンのスーパーバンタム級9位にランキングされた。また会場に訪れていたタイのプロモーターのアンモー氏は王座挑戦を確約した。
出典:wikipedia
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