「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」(てがみ はいけい じゅうごのきみへ)とは日本のシンガーソングライター、アンジェラ・アキの8作目のシングル。発売元はエピックレコードジャパン。アルバム『TODAY』のリリースから1年ぶりとなる新作。タイトル曲は2008年(平成20年)8月からNHK『みんなのうた』でも放送。楽曲のキャッチコピーは「あなたは、『未来の自分』に手紙を書いたことがありますか?」。オリコンシングルチャートでは初登場3位で、シングルでは初のトップ3入りを果たした。初動売上はこれまでの最高であった「サクラ色」を大きく上回り自己最高を更新、累計売上枚数は21万枚を超えるヒットとなった。この曲で2008年(平成20年)の第59回NHK紅白歌合戦と翌2009年(平成21年)の『第60回NHK紅白歌合戦』に連続出場した。2008年(平成20年)10月より日本郵政グループのCMソングとして、2010年(平成22年)には関西電力の企業CM「阪神淡路大震災メモリアル〜15歳の君へ」編の音楽として、2011年(平成23年)には東日本大震災からの復旧・復興途上にある宮城県仙台市で開催された「2011 SENDAI光のページェント」のテーマソングとして使用された。歌詞の内容から卒業ソングとしても歌われている。2012年10月よりNHK Eテレで開始した『みんなのうたリクエスト』でも、10月20日・11月17日の2回に渡って再放送される。2008年のNHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲として書き下ろされた『手紙』(編曲:鷹羽弘晃)を自身の歌唱用にアレンジした曲(編曲は自身が担当)で、調はハ長調から変イ長調と課題曲より半音4つ分(長三度)低くなっている。曲は自分自身が15歳の時に自分宛に書いた手紙が、30歳の誕生日に母親から届いたことをきっかけに作られた。歌詞では15歳の「僕」が悩みを未来の自分に宛てて、“手紙”を書くことによって今を生きていくということを表している。この曲を作ったアンジェラ・アキと合唱コンクールで歌う中学生たちとの交流を描いた3本のドキュメンタリーが、NHKで放送されている。「拝啓 十五の君へ」が2008年5月、「続・拝啓 十五の君へ」が2008年9月、「拝啓 旅立つ君へ 〜アンジェラ・アキと2000通の手紙」が2009年3月に放送。それぞれ数回の再放送を重ねている。また、2009年5月には「拝啓 十五の君へ 若松島編」が放送された。1年の間に1つの歌をテーマに4本の特番が放送される異例の展開となったほか、2009年3月にはポプラ社からドキュメンタリーの書籍化として「拝啓 十五の君へ」が出版された。また、2014年3月22日には、「拝啓 二十歳の君へ〜アンジェラ・アキと中学生たち 再会そして未来へ〜」が放送された。『みんなのうた』での映像は高屋奈月が原画を書き、白組がCGを交えたアニメーションとなっている。当初は少女が主人公の映像だったが、NHK全国学校音楽コンクールには男子も多く参加していることから、9月からは映像をリニューアルし、少年を主人公とした特別バージョンを放送している。2008年10月には?枠で再放送され、4か月連続の放送となっている。MVにはモデルの杏と女優の足立梨花が出演している。2010年には、阪神・淡路大震災から15年の節目として制作された関西電力の企業CMのBGMに起用された。内容は、震災の年に生まれた2010年で15歳になる被災地の子ども達の姿を通して、震災の記憶を伝えるもの。同年公開の映画『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』で、主人公の高校の書道パフォーマンスのBGMとして劇中で使われ、同年8月公開のアニメ映画『カラフル』の中でも使われた。2013年1月2日、日本テレビで放送された「世界1のSHOWタイム〜ギャラを決めるのはアナタ〜第7弾」のリクエストSHOWタイムで、中山秀征からリクエストされ、アンジェラと栄東中学校コーラス部とのコラボレーションで合唱した。2014年には、中田永一(乙一の別名義)が2011年に発表した『くちびるに歌を』が映画化となった(公開は2015年予定)。この原作小説は本曲とアンジェラ・アキ自身をモチーフに現代版『二十四の瞳』として評価された作品である。テーマ曲ももちろん本曲となっている。また、ラストライブを中継したWOWOWによって、2014年バージョンのニューミュージックビデオが製作され、ライブ終演後にフルで公開された。
出典:wikipedia
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