『余命』(よめい)は、谷村志穂による日本の小説。『週刊女性』2003年12月16日号から2004年10月5日号まで連載されていた。新潮社から書籍が発行されている。2009年に映画化、2013年に『白衣のなみだ』のタイトルでテレビドラマ化されている。医師として公私共に充実した生活を送っていた滴(しずく)は、結婚10年目にして子どもを授かる。諦めていたわけではないが、予想外の嬉しい出来事に心が躍る。しかし、喜びも束の間、乳がんが再発していることに気がついてしまう。夫に言えば、子どもを諦めることになるのではないか、逡巡の末、滴は乳がんであることを誰にも告げないまま、母親への道を歩み始めるが、癌もまた進行の度合いを緩めることなく、滴の身体を蝕んでいく。キャッチコピーは「君に届け いのちへの想い」。2008年の東京国際映画祭にて、「日本映画・ある視点」部門で作品賞候補となった。主なキャストについては"#登場人物を参照。2013年4月1日より『白衣のなみだ』(はくいのなみだ)のタイトルで東海テレビ制作によるフジテレビ系列の昼の帯ドラマ枠にて、毎週月曜 - 金曜13:30 - 13:58(JST)に放送されている。1ヶ月1シリーズの三部構成・総計65回の(広義の)オムニバス形式連作ドラマ。同枠でのオムニバス形式ドラマは1993年の秋に放送された『花の咲く家』以来、19年半ぶり。今作では『インディゴの夜』以来、3年ぶりにオープニングタイトルバックが復活した。
第一部『余命』(よめい)の主演は水野美紀、第二部『慈命』(じめい)の主演は平山あや、第三部『使命』(しめい)の主演は石黒英雄。奇しくも三人ともに昼ドラ初出演で初主演。男性が同枠主演を務めるのは『ぼくの夏休み』の綾部守人→井上正大以来1年ぶり。なお第1部は谷村の原作に沿って製作されたが、第2・3部はその原作に一部ドラマ用のオリジナル脚本を加えたものを放送したため、谷村のクレジットは「原案」に変更されている。フジテレビ系列の昼の帯ドラマ枠は長らく13:30 - 14:00での放送が続いていたが、2013年4月1日から新情報番組『アゲるテレビ』を毎週月曜 - 金曜13:58 - 15:30に開始することとなったため、放送終了時刻を2分繰り上げ、当作品から28分番組となった。放送期間:2013年4月1日-4月26日(4週・20回)。舞台設定は1985年の湘南の総合病院。放送期間:2013年4月29日-5月31日(5週・25回)。舞台設定は1990年代の湘南の総合病院。放送期間:2013年6月3日-6月28日(4週・20回)。舞台設定は2013年6月(同作放送時の現代)の湘南の総合病院。・森英治「白衣のなみだ オリジナル・サウンドトラック」(2013年6月28日)
出典:wikipedia
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