『レールチェイス2』("Rail Chase 2")は、セガ(後のセガ・インタラクティブ)が1994年にリリースしたトロッコ型ガンシューティングゲームである。1991年にリリースされた『レールチェイス』の続編である。しばしば線路を外れてまで爆走するトロッコに乗り込みながら敵の追手を振り払い、脱出するのが目的のパニック・ライド・アクション・シューティングゲーム。画面に合わせてキャビネット(ベンチ)が連動するシステム”スーパーマジカルベンチシート”を採用。キャビネットの駆動構造が前作の2軸から3軸へとなったため、より機敏に動作する。筐体にはジョイスティック型コントローラーが2つ直付けされ、筐体は大きく分けて29型CRTのSD型と、50型プロジェクターのDX型の2タイプが存在し、前者はさらに前作レールチェイスからのコンバージョンが可能なものと、姉妹作品の『ジュラシックパーク』からコンバージョン可能なものの二種類が存在する(上部の看板やシートのデザイン、形状などが異なる)。MODEL2B基板使用により、前作の2Dのアニメーションから3Dのポリゴンへとグラフィックが進化、多彩な表現が可能となった。ジョイステックには、人差し指と親指の部分にトリガーが配置され、どちらを利用しても同様に撃つことができる。姉妹作品に『ジュラシック・パーク』がある。また、似たシステムを持つ作品に『Let's Go JUNGLE!』がある。パニック・ライドなだけあって、脱線したり、崖などからダイブしても必ず別のレールに無事着地するのが特徴。映画さながらのスリルと演出で、シリアスさとコミカルさを兼ね備える。ステージ分岐が多彩で、ステージによっては、終盤間際にポイントを切り替え次の行き先を選択できるほか、ステージ内の出来事がそのまま次の行き先に影響するパターンもある。またステージ内での隠しコースも多数存在するため、あらゆるところに行ける感覚がある。ステージも序盤の要塞から、工場、村落、遺跡、鉱山、雪原、谷、渓谷、密林、市街地とバリエーションに富んでおり、一度のプレイですべてのステージやコースを通過することはできないため、これらのシステムはリピーターの確保に大変有効であった。1938年。女性科学者マリー・ベイツが行方不明となる。新聞記者であるフリント・リックマンはこの事態を強大な軍事国家である『エッケル帝国("EKKL EMPIRE")』の仕業であると突き止めた。世界侵略が進められ、秘密兵器開発を強要されるマリーを救済するため単身エッケル帝国に潜入した彼は、見事彼女との接触に成功。帝国の兵器工場を爆破するまでは良かったが、搬出用トロッコを利用するしか脱出する方法は無かった。2人はトロッコに乗り込み、エッケル帝国からの脱出を目指すことになる。
出典:wikipedia
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