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PTC Creo Parametric

PTC Creo ParametricはアメリカのPTCよりリリースされている製造業向けソリューションCreo Elements/Proの中核であるCADソフトウェア。3次元ソリッドモデルでの設計を主な機能とし、現在の3次元CADの主流であるパラメトリック・フィーチャー・ベース・モデリングを初めて導入したPro/ENGINEERが2010年10月に改称したもの。1980年代に入って2次元CADが広く設計現場に普及する一方、製造業では曲面の表現や部品相互の位置関係が把握しやすい3次元CADへのニーズが高まった。このため、CATIA V4やUnigraphicsといったワイヤーフレーム(線)やサーフェス(曲面)によって3次元形状を表現する3次元CADが次々と商用製品化された。しかし、これらの3次元表現では形状の変形や寸法の修正への柔軟な対応が難しく、また図面を代替するような機能を持たせることができないなど、当時のサーフェス・モデリング機能の貧弱さもあり十分に設計を効率化できるツールとはなっていなかった。1986年からPTCにより開発の始まったPro/ENGINEERはソリッド(固体)による3次元形状の表現と、パラメトリック・モデリングといわれる形状の外形寸法値による形状コントロール手法により、それまでの設計の概念を一新し1988年のリリース以後CADソフトウェアとしては画期的な導入の拡大が行われた。1996年には先行するCAD業界の雄Autodesk社を売上高で上回り、名実ともにCADを代表する存在となった。しかし3次元ソリッドモデラーとしてはパイオニアであったため、バージョンアップを重ねることで機能の要望に応じた拡張によってメニュー構造が複雑になり、熟練したオペレータしか操作できないものとなっていった。これに対して1993年には一部の開発エンジニアがスピンオフし、さらに操作を容易にしたSolidWorksを開発し、ここからミドルレンジと呼ばれる機能の制限はあるもののやや安価な3次元CAD市場が発生し、市場の一部を奪われることともなった。これに対して、PTCでは1998年にはデータ管理ツールのWindchillをリリースするなど設計周辺機能を充実させることで、ハイエンド総合設計ソリューションとしてPro/ENGINEERを強化する一方、2002年にはWildfireというサブタイトルを持つ製品にリニューアルすることで、複雑化した操作体系を一新しながらも高度なモデリング機能を維持する大改革を行った。これにより、Pro/ENGINEERはミドルレンジCADに流出する顧客をつなぎとめるとともに、それまで導入されていた大企業を中心に、熟練したオペレータだけでない一人一台環境への導入拡大が進むことで再浮揚した。この成果を元に2005年以降は積極的な買収による拡大に転じ、主なものだけでも10社を超える買収を行った。この中にはミドルレンジのダイレクト・ソリッド・モデリングCADとして家電業界を中心にシェアを持ちPro/ENGINEERの競合CADでもあったOneSpace Designerを持つCoCreate Softwareも含まれ、このCADは現在PTC Creo DirectとしてPTC Creoラインナップに組み込まれた販売が行われている。2010年11月にこのソリューション群がPTC Creoと名称変更され、それに伴いPro/ENGINEERもその中の一製品PTC Creo Parametricとなった。最新版はPTC Creo 2.0。拡張子は.prt(部品)、.asm(アセンブリ)、.drw(図面)。パラメトリック・フィーチャー・ベース・モデリングを基本とする、3次元ソリッドモデリングを行うことができる。ソリッドの外形形状データを寸法値と他のソリッドとの合致関係情報で保持しているため、この寸法や関係の変更で容易に寸法を変更することができ、また形状の追加や削除も自由に行える。形状全体を一つの演算式として持つ必要がないため、これらの編集作業による形状計算の待ち時間が発生しないことも特長としている。ソフトウェアの構成自体は機能によってモジュール化されており、必要なモジュールのみを導入することも可能である。モジュールには、シェルモデラーやソリッドモデラーなどの基本的なモデリング機能のほか、CAMやCAE、配管設計などの機能もある。

出典:wikipedia

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