『ヴェネツィアの一夜』（）は、ヨハン・シュトラウス2世が作曲したオペレッタである。1883年10月9日にベルリンのフリードリヒ・ヴィルヘルム劇場で初演された。台本が拙劣なこともあって不評だったが、次第に音楽のすばらしさが惜しまれるようになり、様々なテコ入れが行われて上演が続いている。中でもエーリヒ・コルンゴルトが大幅に改訂したバージョンは有名だが、その他にもいろいろな版が存在。本来端役で歌もほとんど無いエンリコ役にヘルマン・プライをあてて主役化した全曲録音も存在し、今なお発売されている。

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