諸星 清佳（もろほし さやか、1965年2月24日 - ）は、日本のジャーナリスト。北海道釧路市生まれの札幌市育ち。男性。東京外国語大学中国語学科卒業。中国現代文学を専攻。在学中からルポを書き始め、学内誌に山谷の潜入ルポなどを載せる。北海道新聞記者を経て、東京外国語大学大学院地域文化研究科博士前期課程修了。歴史文化論を修める。1987年9月-1989年2月、武漢大学、1991年9月-1992年7月、北京大学に留学。『週刊金曜日』に同誌としては最初の長編ルポ「赤い夢から覚めて」を連載するが、編集部の中共礼賛派に様々な妨害を受けた。特にチベット報道では、中国のチベット政策に批判的だと自称する編集委員の本多勝一からも掲載を妨害された。同ルポは後に『ルポ中国』にまとめられる。『新潮45』2004年5月号に本多勝一批判を掲載。『正論』2009年5月号にチベット潜入ルポを執筆した。同年11月発行の『別冊正論』では再度、本多勝一批判を行い、本多がかつて中国の文化大革命を礼賛した事実を暴露した。さらに本多が文革礼賛の過去そのものを隠蔽しようとして、著作の改版ごとに礼賛個所の記述を書き換えていることを指摘した。その手口はウェブサイト「本多勝一研究会」でも詳しい。中国の改革開放政策を基本的に評価しており、毛沢東思想をファシズムとして退け、文革支持者をファシストと断ずる。

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