『DEMENTO』(デメント 英語版:"Haunting Ground")は、2005年4月にカプコンから発売されたPlayStation 2用ゲームソフト。ゲームジャンルは狂気をテーマとした「ゴシックサイコホラー」。錬金術世界のダークサイドな一面を扱った作品となっている。なお、本作のタイトルはラテン語で狂気を意味する言葉である。元々『クロックタワー3』の続編として製作される予定だったが、新規ユーザー開拓のためにタイトルや設定を変更して開発された。それゆえ、追跡者からの逃走、陰湿な空気感、カメラワーク、操作など『クロックタワー3』と共通のプレイ感覚を持つうえ、そのシステムの1つである「パニックメーター」と同じようなシステムが使用されている(パニック状態のエフェクト、演出、制限の数も上がっている)。なお、音響効果は『クロックタワー3』のサウンドデザイナー・内海秀明が手がけている。上記のシリーズと違う、特徴的なシステムとしては、主人公が助け出したイヌに指示を送り、行動の手助けや敵への攻撃ができるほか、主人公が躾を行うこともできる。もう1つは、特殊なアイテムを使った練成がある。隠れポイントは健在だが、回避ポイントは一部を除いて存在せず、代わりにイヌや自身による直接攻撃でダメージを与え、一時的に行動不能にすることができる。一方、走り続けたりして疲労が溜まると激しい行動が取れなくなるほか、敵の攻撃で負傷した際には行動に制限が掛かることがある。『クロックタワー3』ではシリーズの恒例だったマルチエンディングやシナリオの分岐が廃止されていたが、今作は大きなシナリオ分岐こそ無いものの、特定の条件を満たさないと発生しないイベントを盛り込んでおり、エンディングも複数存在する。なお、竹中直人がイベントシーンの監督(シネマティクス・ディレクター)を担当していることも、本作の特徴として挙げられる。システムは多くが『クロックタワー3』を継承、発展させている。クロックタワーシリーズには存在しなかった、本作独自のシステム。城を脱出しようとするフィオナを妨害し、追いかけてくる敵。シナリオの進行によって7種類もの追跡者が登場し、それぞれ様々な個性を持つため、それに応じた対処が必要である。また、この追跡者以外にもフィオナの探索を妨害するものも存在する。アイテムはマップ内に設置されている物を拾う、ヒューイの探索で発見する、錬成部屋にてセフィロト(生命の樹)を模した練成器具でメダリオンから生成する、の三種類の方法で入手できる。プレイ中、条件を満たす事でフィオナの衣装を変更する事が可能となっており、いくつかの衣装には特殊能力が付加されているものもある。また、ヒューイの外見も変更する事が可能。本作品のCEROのレーティングによって、D(17歳以上対象)判定となっており、判定要素としては性的描写と暴力表現が挙げられている。またゲーム内容としては、暴力、流血描写も含まれている。
出典:wikipedia
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