ラモセトロン(Ramosetron)とは悪心や嘔吐の治療に用いられるセロトニン5-HT受容体拮抗薬の一つである。ラモセトロン塩酸塩 (ラモセトロンえんさんえん、ramosetron hydrochloride) は、セロトニン5-HT3受容体拮抗剤。分子式は CHNO•HCl。外見は白色または微帯黄色の結晶。日本や一部の東南アジアでのみ認可されている。日本ではアステラス製薬から制吐薬ナゼア (Nasea)、下痢型過敏性腸症候群治療薬イリボー(Irribow)として製造販売されている。抗悪性腫瘍剤投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)通常成人には、0.3mgを1日1回静脈内投与又は1日1回0.1mgを経口投与する。なお、年齢・症状に応じて適宜増減する。ただし、1日量として0.6mgを超えないこととする。OD錠0.1mg、注射液0.3mg市販後の調査での副作用発現率は7%前後であった。重大な副作用はショック、アナフィラキシー様症状とされている。下痢型過敏性腸症候群通常男性には、1日1回5µgを経口投与する。なお、年齢・症状に応じて適宜増減するが、1日量は10µgを限度とする。通常女性には、1日1回2.5µgを経口投与する。なお、年齢・症状に応じて適宜増減するが、1日量は5µgを限度とする。錠剤:2.5µg、5µg市販後の調査での副作用発現率は4.7%であった。重大な副作用はショック、アナフィラキシー様症状、虚血性大腸炎、重篤な便秘とされている。
出典:wikipedia
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