『喰霊』(がれい)は、瀬川はじめによる漫画作品。少年少女が退魔術や格闘を駆使して闘う新感覚ホラー漫画。ジャンルは一貫し、「ノンストップ放課後退魔アクション」と銘打たれている。『月刊少年エース』(角川書店)にて2005年12月号から2010年3月号まで連載された。また、月刊少年エース増刊の『エースアサルト』には2007年SUMMER号の創刊から2009年SPRING号まで本編の外伝や番外編が連載されていた。連載版開始以前の2005年には連載版とキャラクターなどの設定が一部異なる読みきり版が3月号、5月号、10月号に全3話で掲載され、12月号から設定を一新した連載版が開始された。連載版の当初は短期集中連載と予告されており、不安定な状態での開始であった。単行本は本編全12巻。最終巻では少年エース本誌では掲載されなかったエピローグが加筆された。外伝の『〜追儺の章〜』は全1巻。他に読み切りなどが収録された応募者限定サービスの0巻も存在し、その読切版が収録された0巻にキャラクター設定や作者インタビュー、描きおろしの落書き短編を収録した『喰霊0+』が、一般販売されている。コミックスの発行部数は、0+や外伝と本編を含めて200万部を突破している。2008年10月よりテレビアニメ化された。原作の前日譚を描いている。なお、タイトルの『喰霊』は本来なら「喰」に「が」という読みが無く編集者からも当て字だと思われていたが、実際は作者が「餓」と勘違いしていたために修正もできず使うことになった、というエピソードが単行本第11巻後書きで語られている。2014年には同じ作者による漫画『東京ESP』のアニメ化を記念し、本作とのクロスオーバー漫画『東京ESP×喰霊』の制作が少年エース同年2月号にて発表され、同年3月28日よりコミックウォーカーにて毎月連載されている。弐村剣輔は霊が視えること以外は普通の男子高校生だったが、ある日巨大な霊獣を使役して悪霊を屠る少女・土宮神楽と出会ったことから機密機関「対策室」に入り、妖怪や悪霊と奮闘することになる。声優はアニメ『喰霊-零-』でのもの。テレビアニメ『喰霊-零-』のみに登場するオリジナルキャラクター。全員とも第1話のラストで死亡する。テレビアニメ版『東京ESP』でも活躍が描かれている。『東京ESP』のテレビアニメ化を記念した、『東京ESP』と『喰霊』のコラボレーション作品。原作者の瀬川はじめによる公式な内容であり、両作品の世界観が同一であることが明かされている。2008年10月から12月まで、『喰霊-零-』(がれいぜろ)のタイトルで独立UHF系列他にて放送された。2010年5月からはBS11にてディレクターズカット版が放送されている。全12話。キャッチコピーは、「愛するものを、愛を信じて殺せるか」。原作の過去の世界(原作の5年前頃 - 2年前頃。剣輔と神楽が出会う前)が物語の舞台となっている。そのため、アニメにおいて黄泉と神楽が主役を務めている。第1話放送時まで、公式ウェブサイト上および各アニメ雑誌においても、「防衛省超自然災害対策本部特殊戦術隊第四課の観世トオルを中心としてシナリオが展開されていく」と報じられ、それに関してのスタッフの座談会が公式ウェブサイト上に掲載されるなど、視聴者に大きなフェイクを仕掛けた演出意図、構成が計られていた。実際にはトオル達が所属する第四課のメンバーは第1話ラストで全員死亡し(第2話冒頭の前回のダイジェスト、および7話にも登場する)、入れ替わりに第1話に黄泉、第2話に神楽たちが登場し、それからは黄泉と神楽を中心とした話が展開された。第3話放送後には公式ウェブサイトも黄泉と神楽をメインとしたビジュアルに変更された。本編導入の脚本構成のみならず、公式サイトのフェイクまで用意した仕掛けは国内の映像作品、特にテレビアニメーションでは非常に珍しい例である。首都圏外郭放水路、大谷採石場跡、殺生石史跡をはじめ、東京都内の市街地など、ロケハンが徹底して行われており、エンドロールには管轄する公共機関が名を連ねることもある。一部のエピソードにはオープニング主題歌が(第1話はエンディング主題歌も)ない。以下の曲のほとんどは喰霊-零-イメージソング集『百合ームコロッケ』に収録されている。AT‐Xでは無修正版での放送だったため、視聴年齢制限あり。DVD化の際に作られたディレクターズカット版のテレビ放送は、BS11が初のケースとなる。「喰霊-零-」超自然災害ラジオ対策室のタイトルで2008年10月18日から2009年6月27日まで毎週土曜日22時〜22時30分(最初の4回以降は15時、16時に配信されていた)にランティスウェブラジオにて配信していた。全37回。パーソナリティーは水原薫、茅原実里、白石稔。コーナーパーソナリティはプロデューサーの伊藤敦。未配信部分は本作品のDVD限定版の封入特典CDに収録。2009年6月よりアニメ本編とともにラジオがWebNewtypeにおいて第1回から最終回分まで配信されている(ラジオはWebNewtypeの会員登録が必要だが無料、アニメは1話以降有料)。以下のコーナーが設定はされているが、沿うことはほとんどなく、実質的には近況報告、ふつおた、アニメ業界なんでも相談コーナー、曲紹介のコーナーで成り立っている。表題に書かれている英文は以下の通りである。2009年3月末発売分までは発売元はランティス、販売元はキングレコードである。2009年4月発売分以降は発売元はランティス、販売元はバンダイビジュアルとなる。DVDは、テレビ放送版から修正・追加を加えたディレクターズカット版。初回限定版、通常版、レンタル版があり、各巻DVDの映像特典にロケハン映像が収録されている。また初回限定版にはロケハン映像を補完するロケハンスチールブックとサウンドトラック&ラジオの未配信部分を収録したCDが各巻付属する。2010年にはBD-BOXとライブDVDの発売が予定されている。発売元は角川書店、販売元は角川エンタテインメント(角川エンタテインメントが角川映画に吸収合併した以後は角川映画が販売元である)、レンタル販売元はクロックワークス。
出典:wikipedia
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