ONE PIECEの用語一覧(ワンピースのようごいちらん)では、尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』の用語について解説する。物語の主軸となる集団。大多数の海賊は海上や島々で略奪などを行う。主に髑髏を模した海賊旗を掲げている。一般的に民間人から金品や食料を略奪している為、各国の民間人や治安組織はもとより、世界政府や海軍とも敵対している。大海賊時代以降は世界中の海賊たちが「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」と「海賊王」の座を狙って「偉大なる航路」を目指すようになった。このため「偉大なる航路」が「海賊の墓場」と言われる一方で、その「偉大なる航路」には世界中の指折りの海賊たちが集まり、そこに存在する多くの国や島に多大な被害を与えている。なお特定の海賊は一部の島を自身のナワバリとして支配しており、特に新世界の大物海賊はナワバリと共に無数の部下を引き連れ巨大な犯罪組織を形成している。ロー曰く今までの海賊団とは規模が異なり一海賊団に挑んでも船長の顔すら拝めないという。一口に海賊と言ってもそのタイプは様々で、少数精鋭の海賊団(例:麦わらの一味、ハートの海賊団)、多くの傘下や部下を従える海賊団(例:白ひげ海賊団、クリーク海賊団)、巨大な犯罪組織を形成している海賊団(例:ドンキホーテ海賊団、バロックワークス)、人間以外の種族で構成された海賊団(例:タイヨウの海賊団、巨兵海賊団)、政府に(名目上)協力する「王下七武海」、皇帝の如く新世界に君臨する「四皇」などが存在する。また、新たに出て来て名を挙げた海賊は「ルーキー」と呼ばれる事があるほか、海賊の中には「海賊王」ロジャーを始め、「冥王」レイリーや「白ひげ」、「金獅子のシキ」など本人の生死を問わず伝説と語られる者もいる。海賊の決闘は常に生き残りを賭けた戦いで、卑怯という言葉は存在しない。したがって勝利のためならあらゆる武器・兵器を用いる。作中の世界をまとめる国際組織。800年前に20人の王によって創設された。本部は「聖地」マリージョアにある。最高権力者は「五老星(ごろうせい)」という5人の老人。その下には海軍・サイファーポールなどを統括する立場の「世界政府全軍総帥」が存在する。役人たちは、身に付けているスーツ、ネクタイ、帽子が全て黒一色に統一されている。世界中に加盟国を持ち、その数は170カ国以上に及ぶ。作中に登場した加盟国はアラバスタ王国、サクラ王国(旧ドラム王国)、イルシア王国、ゴア王国、リュウグウ王国、ドレスローザ、プロデンス王国、花ノ国、悪ブラックドラム王国。4年に一度、世界中の加盟国の代表を集めて「世界会議(レヴェリー)」が開かれる。各加盟国はそれぞれ主権を保持し、独自の政策を行っているが、場合によっては世界政府が政治介入することもできる模様。世界政府非加盟国の国民は、人身売買の対象となったり犯罪者同様に強制労働を強いられる場合がある。海軍やサイファーポールなどを使い、世界の秩序を保っている。だが、徹底した情報統制によって自分たちに不都合なことは隠蔽し、場合によっては強力な軍事力を用いて、民間人の犠牲も厭わず事実のもみ消しや捏造を行っている。体面や支配維持、王族や貴族だけの利益に執着する体制が蔓延しつつあり、その状況が革命軍の結成に繋がっている。海兵や加盟国の要人の中にも、世界政府の腐敗や加盟国の暴挙に憤りを抱く人間は少なくない。聖地・マリージョアの住人。作中では「天竜人(てんりゅうびと)」と呼ばれる事が多い。800年前に「世界政府」を作り上げ「創造主」と称される20人の王たちの末裔で、絶大な権力を持ち世界の頂点に君臨している。ネフェルタリ家以外の王族はマリージョアへ移住したため、王がいなくなった19の国では新たな王族が誕生した。名前の後に敬称として、男性は「聖(せい)」、女性は「宮(ぐう)」が付く。自分たちを人間ではなく神と認識しており、一般人のことを「下々民(しもじみん)」と呼び蔑んでいる。また、彼らと同じ空気を吸わないよう、カプセル状のマスクと防護服のような物を身につけている。男性は語尾に「え」、女性は語尾に「アマス」と付ける特徴的な口調で話す。世界貴族専用の身分証明のチップを所持している。悪質極まりない治外法権を認められており、例えば気に食わないという理由で一般市民を殺傷しても一切罪に問われる事はなく、反対に天竜人が傷付けられた場合は報復として海軍本部の大将が軍艦を率いて派遣される。その権限は世界政府最高権力である五老星よりも上である。作中に登場した天竜人は一部を除き傲岸不遜・厚顔無恥であり、一般人を奴隷にして非人道的に扱うなど悪行の限りを尽くしている。天竜人の奴隷には天竜人の紋章の焼印(「天駆ける竜の蹄」)が焼きつけられ、人間以下と見なされる。また、各国の一般市民は世界貴族への貢ぎ金「天上金(てんじょうきん)」 を搾取されており、天上金によって一国が飢餓で滅んだ事例もあるため、一般市民からは「数百年分の世界の恨み」と表現される程の強烈な憎悪の対象となっている。また、海軍を私物化している振る舞いから、センゴクやサカズキ、ボルサリーノからも厄介者扱いされている。世界政府直属の海上治安維持組織。「偉大なる航路」を管轄する海軍本部は三大勢力の一角。世界政府直属の裁判所がある「司法の島」で、「偉大なる航路」前半にある不夜島(昼島)。裁判長は「三つ首のバスカビル」。島内の「司法の塔」はCP9の拠点。普段は海兵や法番隊など計1万人の兵力で警備されている。海列車でウォーターセブンと結ばれているが、民間人は原則立ち入ることができない。裁判所ではあるが、世界政府には権力分立制度がないため、実態は政府の決定にそのまま従うという形だけの司法機関である。11人の「公正なる陪審員」がいるものの、全員が元海賊の死刑囚であり、連行された者の道連れを望むため、800年の歴史上において無罪判決が下されたことは一切ない。そのため罪人は名ばかりの裁判を受け、一切の例外なく「正義の門」からタライ海流でインペルダウンか海軍本部に連行される。裁判所から先の司法の塔への道は、裁判所の建物に格納されている跳ね橋でしか進むことはできず、2ヶ所のレバーを操作することによって跳ね橋が下りる。司法の塔から地下道を通り、地上に出て「ためらいの橋」を渡った先に「正義の門」がある。800年の間鉄壁を誇っていたが、エニエス・ロビー編での麦わらの一味の襲撃とスパンダムによって発動されたバスターコールで壊滅した。世界政府直下の諜報機関。世界政府が所有する海底の大監獄。「偉大なる航路」に君臨する3つの強大な勢力。「海軍本部」、「王下七武海」、「四皇」を指す。「偉大なる航路」が「海賊の墓場」と呼ばれる所以のひとつ。3つの勢力は一般の海賊と基本的に対立しており、それが「偉大なる航路」での海賊の航海を困難にさせている。三大勢力のバランスが失われると世界の平穏が崩れると言われる。懸賞金がかけられた海賊や犯罪者を捕らえ海軍や政府に引き渡し、その賞金を貰うことで生活してる者たちの総称。基本的には民間人には手を出すような事はないが、海賊並みに荒っぽい者もいるので、海軍のたしぎのように嫌悪感を抱いている人物もいる。狙いを定めた人物を人間オークションに引き渡して売り上げを得ることを職業としている者たちの総称。シャボンディ諸島に多くのチームがいる。世界政府を直接倒そうと活動している謎の一団。世界政府及び海軍と敵対している点では海賊と変わらないが、「自ら進んで」世界政府と争おうとする所が一般の海賊とは異なる。「偉大なる航路」の白土の島バルティゴを拠点としている。リーダーはモンキー・D・ドラゴン。竜を模した船主の巨大な帆船を所持している。その思想は世界中で広がっており、クーデターや反乱などにより、いくつもの国を滅亡に追い込んでいる。世界政府は革命軍の影響力を恐れており、黒幕の革命軍本体とリーダーのドラゴンを血眼になって追いかけているが、その片鱗さえつかめていない。ドラゴンによれば、世界中に幹部がいるという。主に、政府によって捕らわれた市民・囚人や奴隷労働を強いられている人たちの解放等の活動をしており、解放された者たちが革命軍に加入する例も少なくない。サボとコアラのような訳あり、もしくは政府によって両親を失った子供達が加入した場合は下働きをすると共にイナズマが座学を、くまやハック、イワンコフが戦闘技術を指導している。一般的には絵物語「海の戦士ソラ」に登場する空想上の「悪の軍隊」と呼ばれる架空の存在だが、実際は闇の世界で実在する組織。別名「戦争屋」。科学戦闘部隊とも呼ばれ、空に浮くことができる靴など高い科学力を持っている。作中の血液型は、主にF型・S型・X型・XF型の4つに分類されているが、世界で呼び名が統一されておらず、A・B・Cを使う国もある。下記の「オークション相場」は、人間オークションの基本最低金額。作中の刀(日本刀)は、最上大業物・大業物・良業物・業物・普通の刀の5段階に区分される。最上大業物は12工(本)、大業物は21工、良業物は50工存在する。「神」の名を持つ、世界を滅ぼしうる兵器。「プルトン」「ポセイドン」「ウラヌス」の3つを指す。「歴史の本文」に在処や詳細が記されている。空島に存在する特殊な貝(厳密には死んだ貝の殻)で、殻頂を押す事でそれまでに溜め込んだエネルギーを自在に放出できる。空島での戦いの後にウソップがいくつか持ち帰り、彼やナミの装備品などに使用されているものもある。青海でも一部出回っているらしい。魚人族が使用する独自の武術。魚人空手は水中でも陸上と変わらない絶大な威力を持ち、技によっては水中のほうが威力が増すという。ジンベエによれば、魚人空手の真髄は「辺り一面の水の制圧」であり、発生させた衝撃波は空気中から体内の水に衝撃を与える(それ故に、打撃が効かないルフィにも効く)。魚人専用の武術というわけではなく人間でも取得できる。魚人柔術は海水の形を変えることで、攻撃や移動に活用することができる。作中に登場した魚人空手の使い手はクロオビ、カポーティ、タンスイ、ジンベエ、ホーディ・ジョーンズ、ハック、コアラ。ジンベエとホーディは魚人柔術も使える。人魚族が使用する独自の武術。作中に登場した使い手はネプチューン、フカボシ。空島での「見聞色の覇気」の呼び名。ガン・フォール曰く、人間は生きているだけで体から声を発しており、「心綱」はそれを聞く能力であるとのこと。人体を武器に匹敵させる、6種類の超人的体術。指銃・鉄塊・紙絵・剃・月歩・嵐脚の総称。CP9諜報部員の基本戦闘術であり、全員が長い訓練を重ね体得している。6種類すべてを体得した者を「六式使い」と呼ぶ。CP9専用の技ではなく、コビーやモモンガ、たしぎ、ヴェルゴなど海兵の中にも使用する者が少なからずいる。またルフィは「剃」を見様見真似で覚え、サンジは「月歩」を独自に会得している。全身あらゆる所に意識を張り巡らせ、自らの身体を操る技。髪の毛を自在に動かしたり、体型を変えることができる。CP9のルッチとクマドリが使用できる。チョッパー曰く、バイオフィードバックに近いらしい。全世界の全ての人間に潜在する「意志の力」。「気配」「気合」「威圧」「殺気」「闘争心」などの感覚と同じである。ただし、この力を習得するのは容易ではなく、基本的には長期の鍛錬により力を引き出す必要がある。しかし生まれつき持っているという例もあり、更には戦いの中で覚醒することもある。実戦レベルで覇気を使いこなせる者は「覇気使い」と呼ばれる。武装色・見聞色・覇王色という3種類の「色」が存在するが、3種類の中でも覇王色は非常に珍しいため、一般に「覇気」というと武装色・見聞色の2種類を指す。大体の人間は得意な「色」に力が片寄る(ルフィは覇王色、ゾロは武装色、サンジは見聞色)が、いずれの「色」も強化すればできることの幅が広がる。覇気使いは世界的にも多くはないものの、アマゾン・リリーでは多くの者が身につけている。また、中将クラス以上の海兵は全員が覇気を操れるという。西の海にある花ノ国の拳法。相手に防御不能の衝撃を与える事が出来る。鎧や盾もいとも簡単に破壊してしまう程の威力を持つ。与えた衝撃は相手の内部に直接ダメージを及ぼすため、いかに強固な肉体を持っていようと攻撃は防げない。奥義の継承者は自分の得意技に「錐龍錐釘(きりゅうきりくぎ)」の名をつけることを許される(チンジャオは頭突き、サイは踵落とし)。作中に登場した使い手はチンジャオ、サイ、ブー。歴史上唯一「偉大なる航路」制覇を成し遂げたことで、ゴール・D・ロジャー(ゴールド・ロジャー)が得た称号。ロジャーの死後、この名は「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を見つけ、この世の全てを手に入れた者の称号とされるようになった。ルフィ曰く「世界の偉大な海の王」。ルフィを始め、幾多の海賊たちがこの座につくことを狙っている。海賊王ゴール・D・ロジャーが遺したとされる、富と名声と力の「ひとつなぎの大秘宝」。「偉大なる航路」の終点・ラフテルにある可能性が高く、世界中の海賊がその宝を目指し、「偉大なる航路」に集まっている。白ひげはその正体を知っており、もしこれが見つかれば世界はひっくり返ると述べている。一部ではただの伝説とされていたが、実在することを白ひげが死に際に世界に公表した。作中には「D」というミドルネームを持つ者たちが幾人か登場する。現在判明しているのは「モンキー・D・ルフィ」「モンキー・D・ドラゴン」「モンキー・D・ガープ」「ゴール・D・ロジャー」「ポートガス・D・エース」「ポートガス・D・ルージュ」「マーシャル・D・ティーチ」「ハグワール・D・サウロ」「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」の9名。彼らは「『D』の意志を継ぐ者」とされるが、詳細は不明。元天竜人のロシナンテ曰く、聖地マリージョアでは子供は「行儀の悪い子は『ディー』に食われてしまうぞ」としつけられ、老人達は世間で名を上げる「D」の名を持つ者達に対し「『D』はまた必ず嵐を呼ぶ」と眉をひそめてつぶやくという。さらに、ある土地では「D」の一族を「神の天敵」と呼ぶ者達もいるという。ロシナンテはこの「神」を天竜人と推測していた。ロジャーは「D」が何なのかを知っており、白ひげにそれを教えた。Dr.くれはやセンゴクも「D」にまつわる何らかのことを知っているようである。サウロ曰く「D」は先祖代々受け継がれている名前であり、事実ルフィやエース、ドラゴンは親と同様に「D」の名を継いでいる。一方、ローの家系では「D」を隠し名にしている模様。約900年前から800年前にあたる100年間の、語られない空白の歴史。この期間の謎の解明は幼い頃からのロビンの夢。「歴史の本文」を読み解くことでその秘密が明らかになるとされているが、世界政府によって禁じられている。レイリーらロジャー海賊団の者は、その真実を知っているようである。東西南北全ての海の魚が泳いでおり、あらゆる海の食材が揃うと言われる幻の海。全てのコックにとっての憧れであり、サンジとゼフの夢。所詮は伝説に過ぎないと言われているが、ゼフは「偉大なる航路」でその可能性を見たという。世界政府が犯罪者や海賊にかけた、彼らを捕まえたときに出される賞金。基本的には海賊の場合船長に懸賞金がかけられるが、海賊としての知名度や下記の危険度が上がり大物になっていくと船長以外の船員にもかけられる。海賊の間では、懸賞金の高さは強さの証明や名を上げるきっかけになるため、賞金首になることや懸賞金の額が上がることを喜ぶ傾向にある。懸賞金が高ければ高いほど、彼らを拿捕しようと動く海軍の階級も上がる。懸賞金額は犯罪者の強さだけではなく、世界政府への危険度の高さ(政府に悪影響を与える思想や行動など)も表している。ベラミーによれば、懸賞金の高さは強さに比例するという固定観念を利用して、手配書を偽装し他の海賊に手出しされないようにした者もいるらしい。また、ジンベエ曰く3億を超えると簡単には上がらないという。この他、王下七武海に加盟するとその間懸賞金は解除される。余談だが、ルフィの当初の懸賞金額3000万ベリーは「最初にかけられた懸賞金としては破格」と評されている。手配書には「DEAD OR ALIVE(生死問わず)」と書かれているが、世界政府は公開処刑を望んでいるため、引き渡す際に賞金首が既に死亡していた場合、貰える額は3割下がる。なお海賊が海賊を倒しても、海賊であること自体が犯罪であるため、相手を政府に引き渡して賞金をもらうことはできず、得るのは悪名のみである。新世界編よりBOUNTY表記でなく、REWARD表記の海賊が現れたが、違いは不明。4年に一度、世界政府加盟国の代表や政府の要人らが聖地マリージョアに集い行われる、公式的な会議。加盟国の中から50の国の王達が一堂に会し、世界中の由々しき案件を言及・討議し、今後の「指針」を決定する。ただし、各国の首脳はどれも癖が強いためやりとりはうまく進まないことが多い。また世界中の首脳が集まるため、些細な争い事も戦争のきっかけとなる。8年前の世界会議では、革命家ドラゴンが議題に挙がっていた。天竜人の奴隷に焼き付けられる紋章。竜の蹄を模っている。これを焼きつけられた者は人間以下とみなされる。ボア・ハンコックやその姉妹は背中に焼き付けられている。タイヨウの海賊団を結成したフィッシャー・タイガーは、解放した奴隷にこの紋章の上から太陽を模った紋章を焼き付け、さらに奴隷ではなかった者にも同様の紋章を焼き付ける事で、奴隷とそうでない者との区別をつけられないようにした。海軍本部中将5名と大型軍艦10隻を一点に召集する緊急命令。国家戦争クラスの軍事力を有し、島1つを消し去ることができるほどの力を持つ。任務を遂行するためならば、敵味方関係なく無差別攻撃する。この命令を発動できるのは海軍本部元帥と大将、或いは彼らから特例として権限を委譲された役人のみである。作中ではセンゴクがスパンダインに、青雉がスパンダムに権限を譲っている。発令はゴールデン電伝虫のスイッチで行われ、シルバー電伝虫が受信する。海軍本部(マリンフォード)、エニエス・ロビー、インペルダウンにそれぞれ設置されている天まで届く巨大な鋼鉄の門。門の前には巨大な渦があるが、海流が門に遮られることにより発生しているため、門が完全に開くと渦は消える。操作室のレバーによって門は開閉される。年末年始に、マリンフォードの広場にある「オックス・ベル」を16回鳴らす海兵の習わし。「オックス・ベル」は、大昔に活躍した軍艦「オックス・ロイズ号」に取り付けられていた神聖な鐘。去る年に感謝し8回、新しい年を祈り8回、計16回の鐘を鳴らす。ルフィは女ヶ島で再会したレイリーの提案により、世間の注目を集めるため、彼とジンベエと共に復興作業中のマリンフォードに乗り込んで「16点鐘」を行った。その真の目的は、各地に飛ばされた麦わらの一味の仲間に向けて、「3D2Y」(3日後ではなく2年後に集合)という隠されたメッセージを送るためだった。頂上戦争後に海軍で行われた徴兵制。センゴク元帥の退任とパンクハザード島の決闘を切っ掛けで赤犬は元帥に就任し青雉は軍を去り大将の地位に2つの空席ができてしまいそれを埋めるために行われ、藤虎と緑牛が大将に就任した。海軍の科学者Dr.ベガパンクが発見した要素。詳細は不明。シーザー・クラウンをこれを応用し人造悪魔の実「SMILE」の原料「SAD」を製造した。27年前に新世界のエッド・ウォーで海賊大艦隊・金獅子海賊団を率いる大親分〝金獅子のシキ〟と後に海賊王となる〝ゴール・D・ロジャー〟が率いるロジャー海賊団が引き起こした海戦。戦闘中に突如、起こった嵐により金獅子海賊団の艦隊の半分が海に沈み、さらにシキの頭に舵輪がめり込むという事故により、ロジャー海賊団は戦場からの離脱に成功しからくも痛み分けとなった。この海戦の2年後にロジャー海賊団が「偉大なる航路」を制覇を成し遂げた。仲間殺し起こした元白ひげ海賊団団員〝黒ひげ〟マーシャル・D・ティーチと黒ひげを追っていた白ひげ海賊団2番隊隊長ポートガス・D・エースの偉大なる航路のバナロ島での決闘。島を壊滅させる程の壮絶な一騎討ちの末に黒ひげが勝利した。黒ひげがエースの身柄を世界政府に引き渡した事で王下七武海に加盟しマリンフォード頂上戦争の引き金となった。海軍本部のある島マリンフォードにて勃発した、〝白ひげ〟海賊艦隊vs.海軍本部・王下七武海連合軍の全面戦争。バナロ島の決闘に勝利した黒ひげによって世界政府に引き渡された火拳のエースに対し、世界政府は海賊王ロジャーの血筋を断つ機会を得た事で海軍本部のあるマリンフォードでの公開処刑することを公表する。エースの処刑を阻止するため、世界最強の海賊〝白ひげ〟エドワード・ニューゲート率いる白ひげ海賊団と白ひげを慕う新世界の海賊艦隊(総勢約5万人、海賊船48隻)がマリンフォードに攻め込む。世界政府側も、全面戦争を覚悟しセンゴク元帥と三大将を筆頭に海軍本部(総勢約10万人、軍艦50隻)と戦争に反対したジンベエと無断でインペルダウンに向かった黒ひげを除く王下七武海5人という、考え得る全ての戦力を投入し迎え撃った。戦争中盤、白ひげと同じくエースの救出を目的とするルフィに加え、ジンベエ、イワンコフ、クロコダイル、バギーらインペルダウンの囚人勢が参戦。さらに終盤には黒ひげ海賊団、赤髪海賊団が乱入し、大海賊時代の幕開け以来最大の激戦となった。ルフィの活躍により一旦はエースの救出に成功するが赤犬の攻撃によりエースは死亡。白ひげもいくつもの傷に苦しめられ最終的に黒ひげ海賊団の一斉攻撃を受けて死亡。最終的には赤髪海賊団の調停により戦争は終結し、海軍勢の勝利という結果となった。しかし、黒ひげ海賊団の乱入により、戦局が泥沼化したことで、海軍勢も痛み分けに近い形で甚大な被害を被ることとなった。この戦争によって世界のバランスは崩れ、一つの時代が終わり新しい時代が始まることとなる。頂上戦争後にパンクハザード島で起こった海軍本部大将の〝青雉〟クザンと〝赤犬〟サカズキの決闘。頂上戦争後にセンゴクが元帥の座を退いたことで次期元帥の候補として、センゴクから推薦された青雉と、政府上層部から支持を受ける赤犬が有力になった。青雉は赤犬が元帥になることに反発、両名は対立し前代未聞の大将同士の対決になった。10日間に及ぶ決闘の末に赤犬が勝利し新元帥になった。その決闘の影響により、現在ではパンクハザード島は燃えさかる炎の土地と凍てつく氷の土地に二分されることになった。さらに青雉は軍を去り海軍は巨大な戦力を失うことになり「世界徴兵」につながった。頂上戦争から1年後、マルコ率いる白ひげ海賊団残党と黒ひげ海賊団が激突した戦い。両軍援軍を含む大規模な戦いとなり、勝利した黒ひげはこの戦い以降、白ひげに代わる新たな四皇として位置づけられるようになった。一方、敗れたマルコをはじめとする隊長たちの消息は以後確認されていない。作中の通貨単位。通貨記号は「B」の真ん中に積分記号(∫)を描いたもの。貨幣の種類は現実世界の日本円と同じで、1ベリー・5ベリー・10ベリー・50ベリー・100ベリー・500ベリーの硬貨、1000ベリー・5000ベリー・10000ベリーの紙幣がある。お札の肖像は、1000ベリーが「ウサグチヒデヨ」、5000ベリーが「クマグチイチロー」、10000ベリーが「ガイコツユキチ」である。かつて海賊たちの楽園「海賊島」で生まれたという海賊のゲーム。負けた海賊は勝った海賊に仲間や海賊旗などを取られる。主な掟として、「敗戦における3箇条」がある。これを破った者は海賊の恥とされ、「デービー・ジョーンズのロッカー」に捧げられる(=海底に沈められる)。考案者は海賊デービー・ジョーンズとされ、悪魔に呪われて深い海底に今も生きていると言われている。フォクシー海賊団が得意としている。相手の船長に勝負を申し込み、相手の船長がそれを受ける場合は、互いの船長が空に向かって同時に拳銃を撃つことで同意したとみなされる。上記の3箇条の宣誓の後に、勝負の回数分のコインを海に投げ入れ、種目ごとの出場予定の選手を紙に書いて提出する。次戦以降に出場予定の選手が相手に奪われた場合でも、出場選手の変更・補充はできない。第三者によるゲームへの妨害は自由に行える。昔から海賊たちに愛されてきた舟唄。スリラーバーク編の大きなキーワードとなった。作者はアニメの音楽の作曲を務める田中公平に「最初は怖く聞こえるが曲調を変えると楽しく聞こえる曲」と、作詞に先んじて作曲をリクエストした。キャラクターソング『ビンクスの酒』に収録されている。船全体をヤルキマン・マングローブのシャボンで包み、海中航海を可能にすること。深海1万mの水圧にも耐える事が可能で、シャボンディ諸島から魚人島に向かう際に必要となる。シャボンは内部の空気で膨らんでいるので、空気が無くなると潰れてしまう。また、シャボンはある程度まで伸びるとそれ以上は突き抜ける性質を持ち、船から大砲を打つことも可能だが、海王類に噛まれるなどして多数の穴が開けば潰れる。浮力が失われるので、コーティング船を水上に留めておくためには専用の浮き袋が必要になる。マリンフォード頂上戦争では、白ひげ海賊団がコーティング船を使ってマリンフォード島まで海中を進み、島の湾内に侵入した。
出典:wikipedia
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