エルムポリ( / )は、ギリシャ共和国南エーゲ地方のキクラデス諸島にあるシロス島の主要都市。南エーゲ地方の首府でもある。この町は「ヘルメースの町」を意味し、カサレヴサではエルムポリス( / )と綴られる。シロス島の東岸中央部に位置する港湾都市である。エルムポリの町は、1820年代のギリシャ独立戦争の際、すでに存在したアノ・シロスの集落の延長として建設された。すぐに町はギリシャの商工業的中心地となり、エルムポリ港の重要度が増した。1856年にエルムポリに設立されたギリシャ汽船会社は有名であり、数々の船舶がシロス島の造船所で造られた。19世紀に入るとピレウスに地位を奪われ、その後の数十年間で町は衰退した。しかし、現在ではサービス業に基盤を置くことにより、エルムポリの経済は急成長した。エルムポリ地区()は、シロス=エルムポリ市を構成する行政区(ディモティキ・エノティタ)である。かつてはキクラデス県に属する自治体・エルムポリ市()であったが、カリクラティス改革にともなう自治体統廃合(2011年1月施行)によって、シロス=エルムポリ市が編成された。
出典:wikipedia
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