日清食品株式会社(にっしんしょくひん、"Nissin Food Products Co., Ltd.")は、大阪府大阪市淀川区と東京都新宿区に本社を置くインスタントラーメンを中心とした食品加工会社。日清食品ホールディングス株式会社(旧・日清食品株式会社)の持ち株会社化に伴う事業会社として2008年10月1日に設立された。日清食品は1948年9月4日「中交総社」として設立され、1958年「日清食品」として引き継がれた。創業者の安藤百福によってインスタントラーメンの草分けである「チキンラーメン」が開発した。営業拠点については日清食品HPの会社情報を参照。レンジ商品のブランド名は日清Chin(ニッチン)。「ごんぶと」「どん兵衛」などの一部商品では、「東日本向け」「西日本向け」などの地方向けバージョンが存在し、パッケージやふたに「W」「E」など判別用の記載があり、見分けることが可能。どん兵衛のバージョンについては「どん兵衛#東西商品の相違点」を参照。過去の製品については「日清食品アーカイブ」でも閲覧可能。などなど一時期、日清食品でスナック菓子を製造販売していたことがある。菓子部門は現在日清シスコが請け負っている。など日清食品における宇宙食開発の取り組みは、創業者・安藤百福の「"人間はどこに行っても、どんな環境でも食べなければならない。宇宙に行っても同じ。"」という思いから始まった。2005年7月下旬に打ち上げられたスペースシャトル「ディスカバリー」(STSー114)を使用したミッションに、世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム (Space Ram) 」が搭載された。これは、日清食品が宇宙航空研究開発機構 (JAXA) と共同で開発したもので、宇宙船内という特殊な環境下でもラーメンが楽しめるという画期的なものである(参考)。特徴は以下の通り。このように、麺類ならではの「すする」ような食べ方こそできないものの、味や食感はカップヌードルとほぼ同じで、実際に宇宙で食べた野口も非常に満足であったと語っている。2005年11月2日より放映された、カップヌードルの「NO BORDER」シリーズCFの第7作目「宇宙篇」では、宇宙飛行士が空中に浮遊する塊状麺を食べるシーンがあるが、これは実際に国際宇宙ステーション (ISS) 内のロシア居住モジュールで撮影されたものである。このCF撮影は、JAXAやロシア連邦宇宙庁などの全面協力のもと、約2年間の準備期間を経て実現したもので、2005年10月1日に打ち上げられたソユーズロケットに撮影機材や特製カップヌードルが搭載され、ISSへ送られた。実際の撮影に当たっては、地上の管制センターとISSの間で連続最長10分の交信が可能な「リアルタイム・ダウンリンク」を使用して撮影の指示を出す等、一企業のCF撮影としては破格の国際協力が行われた。この撮影に使われたカップヌードルは、上記の「スペース・ラム」をベースに、CF撮影用としてカップヌードルのロゴなどをパックに印刷した特製のもので、ソユーズへの搭載およびISSへの持ち込み許可などの厳しい基準をクリアしたものである。2010年3月には、最新鋭の宇宙食として、世界初の宇宙食ちらし寿司「スペース・チラシ」、宇宙食豚しゃぶ「スペース・ブタシャブ」、端午の節句用の宇宙食柏餅「スペース・カシワ」を開発。これもスペース・ラム同様野口宇宙飛行士のリクエストに応じて開発し、JAXAに提供され、ISSに運び込まれている。なお、これらの宇宙食は2010年3月27日より東京・大阪で行われているイベントにも展示された。日本生活協同組合連合会との共同開発により「鶏ガララーメン」「コープの焼そば」「コープヌードル」および「コープのラーメン屋さん」シリーズを製造、全国各地の生協へ供給している。日清は原材料価格の高騰を理由に2008年1月、17年ぶりにカップめんや袋めんを値上げした(カップ麺1つ当たり数十円)。一方2009年4月より輸入小麦政府引き渡し価格が値下げする際、中川晋社長は「既存商品の付加価値向上」や「麺増量の新商品投入」で『小麦の値下がりを消費者に還元する』として、既存商品の値下げは見送る方針を表明し下記の理由を挙げた。2010年7月に「ラ王」を8月で生産終了することを発表し「ラ王追湯式典」と題したイベントを大々的に展開したのち、8月2日に生産終了後、1か月もたたないうちに新「ラ王」を発売したが、その展開と同名新商品に関する情報が公表されないまま旧商品生産終了後の直近時期に新発売された手法には、多くの消費者などから批判も相次いだ。さらに同年9月8日には、新「ラ王」の山頂で男性タレントが新「ラ王」を食べる所作をしているテレビCMが、その撮影において一般登山者の登頂を妨害して撮影したことが露見したため、このCMの放映を自粛することを決定した(後述)。2010年(平成22年)9月9日から放送予定だった、日清ラ王のテレビCM(照英出演)の撮影の際に、登山客らを足止めしたことが問題となり報道された。日清食品は8月3日に、槍ヶ岳山頂でヘリコプターを使いラ王のCMの撮影を行ったが、その際に山頂手前の険しい山道で多数の登山客を足止めした。撮影に際して、環境省中部地方環境事務所松本自然環境事務所から、登山者に迷惑をかけないことと、周辺環境に配慮してヘリコプターを飛ばさないことを事前に求められていたが、広告代理店の電通と、製作会社の葵プロモーション(現・AOI Pro.)は日清食品に対し伝えていなかった。環境省の松本自然環境事務所は、9月の問題発覚後に3社に報告を求め、「非常に遺憾」とする文書を出した。現地の国有林を管理する中部森林管理局中信森林管理署も9月に3社を指導し、謝罪文を提出させている。日清食品は当CMの放送自粛と新たな内容への変更を決定した。放送自粛後、場所を東京スカイツリーに変え、ちゃぶ台、俳優など同じコンセプトで撮影されたものが放送された。2016年4月、矢口真里を起用したカップヌードル リッチのCMを放送。矢口真里の不倫をネタにしたものであったが、非難が殺到し放映が中止となり、同社はお詫びを行った。2016年7月現在。本社HPのCM NOW on AIRでも視聴可能。ただし、出演契約中であっても現在放送されていない場合もある。製品別に列挙。×のついている人は故人。☆は「スープの達人」にも出演※は北海道地区のみ「道産子」のCMにも出演☆は「がんそば」のCMにも出演※すでに終売となっている製品も含む。太字で記載しているものは一社提供番組(冠スポンサー番組含む)。ここに列挙している番組は代表的なもの。このほか深夜番組や、不定期特別番組(スポーツ中継など)の提供をしていることが多い。ほか多数★は番組自体現在も継続中。太字は冠大会。など
出典:wikipedia
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