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愛のむきだし

『愛のむきだし』(あいのむきだし、英題:"Love Exposure")は、実話を基に執筆された2008年の小説、及びそれを元にした2009年の日本の映画。2009年1月31日、東京・渋谷の渋谷ユーロスペース2他にて公開が開始された。園子温監督の23作目の作品で、2008年の第9回東京フィルメックスにおいて観客の投票によって選出される「アニエスベー・アワード」を受賞。2009年の第59回ベルリン映画祭に出品され、「カリガリ賞」「国際批評家連盟賞」を受賞した。第83回キネマ旬報ベスト・テンにおいて、主演の西島隆弘が「新人男優賞」、助演の満島ひかりが「助演女優賞」をそれぞれ受賞し、日本映画ベスト・テンでは第4位であった。第64回毎日映画コンクールでは「監督賞」に園子温、「スポニチグランプリ新人賞」に西島隆弘、満島ひかりがそれぞれ選ばれた。また『映画芸術』誌上の批評家による2009年度ベストテンで第1位になった。20年ほど前に監督が知り合った「盗撮のプロ」の実話を基に製作され、自身の体験や取材を組み込んだ3時間57分に及ぶ純粋かつ壮絶な恋愛叙事詩。公開終了後発売されたDVDの本編は2枚組に分けられている。この作品のメインとなる若い3人(ユウ(西島隆弘)、ヨーコ(満島ひかり)、コイケ(安藤サクラ)に共通していることは、親からの愛がほぼ完全に欠如していることであり、その愛を穴埋めするために変態行為、暴力、宗教等に走っている。盗撮、パンチラ、レズビアン、勃起などのキーワードがたびたび登場するためR-15指定である。上映時間が237分と長く、インターミッションが挟まれている。クリスチャンの家庭に生まれた男子高校生の本田悠(通称:ユウ、配役:西島隆弘)は、優しい神父の父テツ(渡部篤郎)と2人で幸せな生活を送っていた。幼くして亡くした母親の「いつかマリア様のような人を見つけなさい。」という言葉を忘れずに。後に、父テツに愛人カオリ(渡辺真起子)ができ、聖職者でありながらもカオリに没落していく。しかしその愛人カオリも去り、ショックのためか父の性格は一変する。ユウはテツから毎日「懺悔」を強要されるが罪を何も思い出せず、父との繋がりを失いたくないがために、しまいに様々な罪作りに励んだ。その中でひとつ、父に許されることのないキリストの教えに反する罪があった。それは、女性の股間ばかりを狙う「盗撮」。ユウはテツにヘンタイと殴られるが、これこそが愛だと感じる。そしてユウは盗撮の様々な技術を身につけるが、ついに父から懺悔を拒否されるに至った。父への執着心を愛と感じ取る感性が、ユウを盗撮のプロに仕上げていくが、それでもユウは全く性欲を感じなかった。しかし転機が訪れた。ユウが探し続けていた「マリア」との出逢いがあった。その女性は、ユウの目の前で、不良少年たちの大群をカンフーで叩きのめしていた、女子高校生の尾沢洋子(通称:ヨーコ、配役:満島ひかり)。ユウはヨーコに、生まれて初めて恋に落ちた。さらにヨーコも、共に不良少年たちと戦ってくれた、女装していたユウ(通称:サソリ)に恋をした。2人は初めて恋心を知ったのだった。ユウはヨーコを想うと勃起が止まらない。ヨーコもサソリを想えば胸が痛くなり、初めてオナニーを覚えた。数日後、突然、テツはカオリと再会し、「一緒に暮らし、神父をやめて結婚する」と語るが、そのカオリには連れ子がいた。それがヨーコだった。ヨーコはサソリに恋をするも、その正体が兄ユウだとは気がづかず、ユウを毛嫌いする。ユウの混乱は加速度を増し、想いを押し殺すようにして盗撮を続けていた。その頃、膨大な会員数を誇り、営利を貪って、高層ビルまでを所持する悪の教団「ゼロ教会」という謎の新興宗教団体が世間を賑わせていた。教祖の右腕の女・コイケ(安藤サクラ)は何を企んでいるのか、ユウとユウの家族に近づき始めた。しまいにコイケは、ヨーコに自分がサソリだと思わせ、その後、家族丸ごと洗脳した。家族の不信感を払拭できず、家を出て行くユウは、新興宗教団体「ゼロ教会」との戦いを挑むことになった。新興宗教団体「ゼロ教会」の信者のコイケは、父親からの虐待と復讐の過去があった。愛を足りずして取る行動は、学校での流血を伴う暴虐であった。ヨーコは浮気性の父親への嫌悪感が原因の男性不信に陥っていた。その衝動が、懐かしい家族の風景を自らの手で壊した。ユウは新興宗教団体「ゼロ教会」に洗脳されたヨーコの心を取り戻すべく全身全霊を傾ける。2008年11月22日-11月29日に開催。第9回(2008年)東京フィルメックスでは特別招待作品に選ばれ、11月29日に上映された。その際に舞台挨拶が東京・有楽町朝日ホールにて園子温監督、西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラ、渡辺真起子の登壇によって行われ、上映後も監督による質疑応答が行われた。中には興奮して監督に「大好きです。」と告白する場面も見られ、その様子がオフィシャルサイトで見ることができる。他に、宮台真司(社会学者、首都大学東京)と監督のトークイベントや舞台挨拶の様子も見ることができる。観客の投票によって選出される「アニエスベー・アワード」を受賞した。2009年2月5日 - 2月15日に開催。第59回(2009年)ベルリン映画祭では、フォーラム部門ディレクターのクリストフ・テルヘヒテが「選考委員のほかのメンバーも私と同じように、この映画でエンターテインされ、感動し、興奮した。約4時間の長さをまったく感じさせず、オリジナルで秀逸な映画。ぜひベルリン映画祭でヨーロピアンプレミア上映したい。園子温監督にもゲストとして来て欲しい。」とコメントを残し、通常ベルリンの出品作は、年末から年明けにかけて決まるが、12月上旬という異例の早さで出品オファーが届き1番乗りで出品が決まった。出品が決まった際に、園監督は「またベルリンに降り立つことができて、大変うれしい。上映時間4時間だが、体感時間は一瞬。」と、西島隆弘は「初映画に初出演でベルリン国際映画祭で上映されることは非常に嬉しい。海外の方々にこの作品を見て何か感じて欲しい。ぜひ楽しんでいただきたい。」と、満島ひかりは「ベルリンへの参加を心から誇りに思う。より多くの方に観てもらえることが最高にうれしい。」とコメントした。上映されたドイツの会場のデルフィー劇場には、園監督と安藤サクラが駆けつけた。フォーラム部門において世界の49作品の中から、映画祭事務局と別の外部組織による賞をW受賞した。1つは、若手監督の登竜門であるフォーラム部門で上映された作品から選考された「カリガリ賞」。2つは、外部組織の中でも権威ある賞「国際批評家連盟賞」。受賞が決まった際、園監督は「ベルリン映画祭でのこのような賞を受賞するのは夢だったので本当にうれしい」と、西島隆弘は「海外で評価されて光栄。賞が2つとは夢のよう。次回は役者としても技量を評価されるように励み、園監督らに恩返ししたい。」とコメントした。

出典:wikipedia

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