アラン・スキッドモア（"Alan Skidmore"、1942年4月21日 - ）はイギリス・ロンドン出身のジャズサクソフォーン奏者。テナー、ソプラノサキソフォーンをプレイする。父親のジミー・スキッドモアもサックス奏者。その影響も受け15歳でプロ活動に入る。58年からダンス・ポップ・バンドで活動。６３年に初レコーディング。1964年、アレクシス・コーナーのブルース・インコーポレイティッドに参加。ジョン・メイオールのレコーディングでエリック・クラプトンとセッション。その後ロニー・スコット、ジョニー・ダンクワース、タビー・ヘイズ等のビッグ・バンドで活動、多くのレコードでバックを務める。マイク・ウエストブルック、マイク・ギブス、ジョン・サーマンとも交流がありレコーディングを残す。1969年モントルー・ジャズ祭に出演し注目を浴びる。その後バークリー音楽大学へ一時留学。帰国後ケニー・ホイーラー、ジョン・テイラー、ハリー・ミラー、トニー・オクスリーが参加し自身がリーダーとなるクインテットを結成。「Once Upon A Time」、「TCB」と革新的でリリシズム溢れるモーダルな作品を発表した。このクインテットはオムニバス・アルバム「Jazz In Britain '68-'69」のB面でも先鋭的で透明感のある演奏を残している。1976年からはジョルジュ・グルンツコンサート・ジャズ・バンドに参加。その後もエルトン・ディーン、キース・ティペット、チャーリー・ワッツ等と共演した。

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