豊後大野市民病院(ぶんごおおのしみんびょういん)は、大分県豊後大野市緒方町馬場にある市立病院。医師不足対策や経営環境の改善のために、2010年10月1日に公立おがた総合病院と大分県立三重病院とを統合して設けられた。豊後大野市病院事業の設置等に関する条例(平成17年3月31日条例第240号)により設置された市立の病院である。統合にあたっては、2008年1月に大分県から豊後大野市に対して、大分県立三重病院と豊後大野市立の公立おがた総合病院との統合が申し入れられたが、これに対して豊後大野市は強く反発。両者の間で検討が行われた結果、2008年7月15日に、一方を核として機能を集中させつつ、他方も診療所として存続させる方針が合意され、この方針に基づき、豊後大野市を経営主体として統合を行い、公立おがた総合病院を核となる病院として増築するとともに、大分県立三重病院は無床の診療所として存続することとなった。2009年11月15日には公立おがた総合病院の敷地内に新病棟(2階建て、延べ2,542m²)の建設が開始された。また、2010年1月7日には、統合後の核となる病院の名称を「豊後大野市民病院」、県立三重病院跡地に設けられる診療所の名称を「豊後大野市民病院三重診療所」とすることが発表された。そして、大分県立三重病院は2010年9月30日に閉院。同10月1日に両病院を統合して豊後大野市民病院が誕生し、大分県立三重病院は無床の診療所である豊後大野市民病院三重診療所となった。一方、統合前の公立おがた総合病院では148床(感染症病床:4床、一般病床:104床、療養病床:40床)であった病床数は、豊後大野市民病院では新病棟の増築により199床(感染症病床:4床、一般病床:156床、療養病床:39床)に増床された。地方公営企業法は条例により全部適用となっている。大分県立三重病院#沿革参照。
出典:wikipedia
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