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ニコラス・ツォルティス

ニコラス・ツォルティス("Nicolas Tzortzis")はギリシャ出身の現代音楽の作曲家。1978年生まれ。母国でテオドール・アントニオウ他に師事の後、渡仏しエコール・ノルマルでミシェル・メルレに師事。その後、パリ第八大学でホラチオ・ヴァジョーネとホセ・マニュエル・ロペス-ロペスの元で修士号を取得。世界中のマスタークラスを駆け巡っており、その結果として2008年度の国際作曲コンクール(ウディネ、ヴィオッティ、イヤープレイ、トンニ)の全てで優勝し頭角を現してきた俊英である。世界中で作品発表を続ける。ギリシャ現代音楽作曲家協会会員。フィリップ・ルルーを指導教官として、カナダのモントリオール大学の博士課程に在籍して博士号を取得。以後はフランスのパリ在住である。入野賞を受賞し、2013年に日本で初めて彼の作品「...声なき...室内アンサンブルのための」が紹介され初来日を果たした。鋭角的な複合音響で音場を構成することがほとんどであり、典型例の弦楽四重奏のための「四つの閃く恐怖(2007)」では、電子音楽で見られる高音域の倍音成分に対する繊細な操作が見られる。金管楽器ですら「記憶抜きで(2007)」でも高速パッセージが要求されている。極めて即興的な印象を与えるが、全ての音符が確定スコアで書かれている。楽器の異なる編成においても高速パッセージへの偏愛と瞬間への極限の描きこみは顕在であり、わずか数秒の間に数え切れないほどの音符で楽譜を満たす「Mnésique(2008)」も彼の個性がよく出ている秀作。そのためか、彼の作品に長時間を要する類は多くない。直裁にラッヘンマンの影響をこうむった作品「Immune」もあるが、原則的には彼にとってノイズは副次的な存在である。電子音楽の創作も欠かさず行われているが、今までにない音への興味よりはすでに汲み尽くされた音響の配置に関心があるようである。ここでも丁寧な操作が光る。素材を聞き分けることはさほど困難ではないとデビュー当初は思われていたが、近年はかなり食い込んだ聴きにくい音楽性への挑戦が見られる。アンサンブルアレフ・国際作曲フォーラムの冊子には彼への詳細なインタビューが行われている。

出典:wikipedia

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