『どろぼうの名人』(どろぼうのめいじん)は、中里十/著、しめ子/イラストによる日本のライトノベル。ガガガ文庫(小学館)より刊行されている。第2回小学館ライトノベル大賞で佳作を受賞した。サイドストーリーに『いたいけな主人』が存在する。 初雪という少女が川井愛という女性の義妹となり、その日常生活を描いている。実姉と義姉の地下活動の駆け引きに、初雪が利用されるという形となっているが、本編は表の世界の日常を中心に描かれており、純粋無垢な少女の視点からの日常が語られる。愛という義姉と、その娘の文に対して思いを巡らし、またなかなか会えない実姉へも、心の想いが深くなっていく初雪の様子を描いている。グリム童話の『ラプンツェル』と『どろぼうの名人』の話を交え、初雪はそれらを作中の出来事にあてはめている。本作の題名もそこから取られている。旧江戸川区、荒川国境、千葉内務省軍などの言葉が本編中で出てきていることから、東京もしくは関東の一部が日本から分離独立していると推測される。あとがきは、今から12,000年後の読者に対して書かれている。
出典:wikipedia
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