SLニセコ号(エスエルニセコごう)とは、北海道旅客鉄道(JR北海道)が函館本線札幌駅 - 蘭越駅(当初はニセコ駅)間にて2000年(平成12年)4月1日から2014年(平成26年)11月10日まで運行していた蒸気機関車牽引による臨時列車である。運転区間が2001年(平成13年)9月8日に延長された。1988年(昭和63年)から1995年(平成7年)まで函館本線にて運行されていたC62ニセコ号の後を引き継いでいる。同列車を担当するSLに対し、新型の自動列車停止装置 (ATS) の搭載が難しい上、北海道新幹線の開業準備を優先させる必要性から、2014年度を最後にSL函館大沼号、SLはこだてクリスマスファンタジー号とともに運行取り止めの方向となり、2014年11月10日の最終運行にもって運転を終了した。なお、函館本線のSL列車は同年12月のSL函館大沼号、SLはこだてクリスマスファンタジー号の運行をもって終了した。使用していた旧型客車については、今後の動向が注目されている。主に9月から11月の秋季に運行されていた。札幌駅 - 倶知安駅間は全車指定席、倶知安駅 - 蘭越駅間は全車自由席であった。上り札幌発蘭越行き列車は、札幌駅 - 小樽駅間をディーゼル機関車が牽引し、小樽駅 - 蘭越駅間ではディーゼル機関車が札幌方で後押ししており、蒸気機関車が正方向で牽引していた。下り蘭越発札幌行き列車は、蘭越駅 - 倶知安駅間と小樽駅 - 札幌駅間をディーゼル機関車が牽引し、倶知安駅 - 小樽駅間ではディーゼル機関車が蘭越方で後押ししており、蒸気機関車がバック運転で牽引していた。搭載するボイラーの状態等による運行時の最高速度の制限を受ける蒸気機関車では、混雑区間である函館本線札幌駅 - 小樽駅間において他の列車の運行ダイヤに影響を与える点と、石炭の積載容量の関係上同区間を運行することによる折り返し時の石炭不足を回避する観点から、上下列車ともディーゼル機関車が牽引していた。札幌駅 - 小樽駅 - 余市駅 - 仁木駅 - 小沢駅 - 倶知安駅 - ニセコ駅 - 昆布駅 - 蘭越駅東日本旅客鉄道(JR東日本)から購入した旧型客車4両編成。札幌方が1号車。編成内容は以下のとおり。購入後、外装が濃紺に変更された。2012年(平成24年)運行分に関しては、北海道デスティネーションキャンペーンの一環として運行されることから、利用客増大を考慮して14系「SLすずらん号」編成による運行が発表された。
出典:wikipedia
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