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北斗の拳 (1986年の映画)

『北斗の拳』(ほくとのけん)は、作画・原哲夫、原作・武論尊による漫画作品『北斗の拳』を原作としたアニメ映画である。同名のテレビシリーズの劇場版にあたる。DVDは、『劇場版 世紀末救世主伝説 北斗の拳』(げきじょうばん せいきまつきゅうせいしゅでんせつ ほくとのけん)というタイトルでリリースされている。放映中のテレビシリーズと同一のタイトルで公開された初の劇場版。原作におけるケンシロウとラオウの最初の対決までを劇場用に再構成し、全編新作で制作された劇場用オリジナル長編。概ね原作の流れを追っているものの、主要人物全てが登場していない。北斗四兄弟ではケン、ラオウ、ジャギの3名のみでトキは登場しない。南斗六聖拳ではシン、レイ、ユリアの3名のみの登場である。その他一部のキャラクターは立場が変更されている。配給収入は約9億円で、興行収入に換算すると約18億円といわれる。続編への含みを持たせる終わり方だったが、この劇場版の続編は製作されなかった。本作の特徴として、映画ならではの過激なスプラッタ描写が挙げられる。テレビ版ではシルエットや透過光によって緩和されていた人体破裂の描写などが露骨に描かれている。製作スタッフもパンフレットにおいて「アニメ界初のスプラッター・ムービーとはこの映画のこと」と語り、バイオレンス描写に力を入れて作画していたことを明かしていた。原作者である武論尊が劇場版のオリジナルストーリーを依頼されていることが『週刊少年ジャンプ』の特集で公表され、巻末の作者コメント欄でも当初は絵コンテを見たうえで「いい作品になりそうだよ」と発言している。しかし公開が迫るにつれ、同コメント欄で3週にわたってこの映画についての発言が厳しいものとなり、「漫画と映画は別物」(1986年14号)「映画は別のドラマと思ってほしいナ」(15号)と述べ、16号では「映画は暴力のみを強調しているらしい。残念だ!」と過激なバイオレンス描写を批判するに至った。ラオウとケンシロウの初対決が描かれた当時の漫画連載では、まだユリアが南斗最後の将とは明かされていなかったが、公開直前の時点ではそれが判明しているなど、その後の展開を踏まえたものとなっており「南斗の血をひく女」であることがシンの台詞で明かされていた。リンについても、北斗・南斗・元斗を従える王者の星を宿星とする天帝の双子の妹だった、というその後の天帝編に呼応するような設定が暗に示されており、クライマックスではケンシロウがラオウに敗れ、まさにラオウがとどめを刺そうとする瞬間にリンが戦いを制止し、「拳王は地に膝など着かぬ」と叫んだラオウがリンの前に跪いて彼女の忠告を受け入れて去るという展開で終了するなど、その存在の大きさが窺える演出がなされていた。これらの方針は、東映が『銀河鉄道999』劇場版を製作した際、原作漫画が連載中かつテレビシリーズが続行中であるにもかかわらず、メーテルの正体や終着駅など謎の真相を明かし、結果として興行成績が良かったことを踏まえたものである。しかし、このケンシロウが敗北するラストは、映画続編が製作されないことが決まったため、ビデオソフト化の際に発売日を延期し差し替えが行われた(後述)。また、タイトルロゴは原作およびテレビアニメ版とは異なったデザインとなっている。1987年末にビデオソフト化が発表され小売店にポスターが貼り出されたものの、結末を変更するため延期。1988年のビデオソフト化に際して、ケンシロウが敗れる結末が改訂されることになり、ケンシロウとラオウは両者互角のまま、互いに今まさに最後の一撃を放たんという瞬間にリンが制止、ラオウがこれを聞き入れて去るという展開で新たに新作カットが制作され、差し替えが行われた。このシーンでは映画音楽を担当した服部克久・作曲の「ル・ローヌ」が使用された。またエンドロールの最後にも黒バックに「完」の一文字のカットが付け加えられ、差替え部分の作画に当たった須田正己の名が、エンドクレジットの「原画」欄にも追加された。オリジナル劇場公開版は日本国内では後述する2008年発売のDVDの初回生産版のマルチエンディング仕様という形でソフトメディア化されたのみだが、北米でソフト化されているものは改訂前のバージョンで収録され発売されている。改訂されたバージョンは88年にビデオソフト化、1995年にLD化されて以降はスカイパーフェクTV!で数度放送されたものの現在まで地上波TV放送はされておらず、またDVDも日本国内では未発売であるなど視聴が難しかったが、2008年11月21日にリリースされた。このDVDは初回生産版のみ特典映像として劇場公開版マルチエンディング仕様となっている。現存する素材をもとに収録しているため、本編最終部分の約4分間はHDリマスター化しておらず画面の上下に黒帯が入っている。

出典:wikipedia

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